2011年6月18日
魅惑のファーストエイドキット
ファーストエイドキットという言葉にワクワクした経験はないでしょうか。
こどものころ読んだいわゆる野外生活マニュアル的な書物には、たいていファーストエイドキットなるものが紹介されていました。
薬はもちろんのこと、見たことのない器具や小さく折りたたまれた道具などがシステマチックに収納されて、赤地に白の十字がプリントされたバッグに収められている、あれです。
あれさえあればどんなケガや病気にも対処できるような気がしたし、持っているだけで熟練者として認めてもらえるんじゃないかと思ったものです。
もちろん実際には、持ってるだけでは意味がないばかりか使い方が分かっていないと用を足さないし、そもそもファーストエイドキットを開く事態にならないよう行動することこそが真の熟練者であることはいうまでもありません。
こどものころはただの憧れ、あるいはカッコつけのアイテムだったファーストエイドキットですが、年を取るにつれて自分の体の弱さや脆さが分かってくると、重要性は段違いに増してきます。
とくに、山の中で泊ったり、ほとんど誰とも会わないような山に行く場合はなおさらです。
ファーストエイドキットは、GraniteGearのエアポケットMに収納しています。

ぜんぜん関係ない話しですが、このエアポケット、たかが袋に止水ファスナーなんて無意味じゃない?、という話しを耳にすることがあります。
どうせ隙間だらけなんだから防水にならないし、と。
じつはぼく、これのパクリを二つほど自分で縫ってみたことがありまして、止水ファスナーなんて無いから普通のファスナーで作ったのです。
すると、中にものを入れると形が保てなくてフニャフニャになってしまうんです。
据わりが悪いし持ちにくいしで、非常に使い心地が悪い。
そう、止水ファスナーは水を止めるためではなく、骨格として使われているのです。(たぶん)
適度な弾力による形状復元性こそが、止水ファスナーを用いた理由なのです。(たぶん)
話を元に戻します。
薬はプラスチックケースに入れて、これらをジッパー付のビニール袋に入れます。

薬の内訳はこんな感じ。

左列の上から、
タリオン:抗ヒスタミン薬。じんましんとかアレルギー性鼻炎
メリスロン:めまい
プリンペラン:消化管の働き改善。吐き気止め。
ベタメタゾン:ステロイド(かなり強力な部類)
中列の上から
ロキソニン:解熱鎮痛消炎剤
プラミール:プリンペランと同じ。古いだけ。
ストッパ:止瀉薬
右列の上から
トーワチーム:かぜ薬
フロモックス:抗生物質
ひとつ上の画像に写ってるジフラール軟膏は、ステロイド外用薬です。
ちなみにロキソニンのようなCOX-2選択的阻害薬、ぼくにはぜんぜん効かないんです。
3倍量を飲んだことがありますが、これで痛みが引いたことはかつて一度もありません。
だけど市販薬のバファリンは効くんです。
薬のはたらく仕組みが、微妙に違うのかもしれません。
外用系は、滅菌ガーゼ、ガーゼを押さえる防水フィルム、絆創膏、サージカルテープ、マスク

これ以外に、のどにピュッピュッとするポピドンヨード、ワセリン、それに目薬は、べつの入れ物で携行しています。
医薬品というよりは、日常的に使うものという位置づけです。
それから、テーピングテープの代わりにビニールテープを持っていきます。
スキー板や登山靴の修理にも使える(実際、スキーのストックが折れたときや、登山靴の靴底修理に使いました)し、指や足首の固定にも(慣れれば)使えます。
実際のところこれで十分なのかは分かりませんが、幸いにしてお世話になったことは一度もありません。
まぁね、こんないっぱいの薬より、仙豆が一粒入ってればいいんだけどな~。
投稿者 hamayo : 23:44 | コメント (12) | トラックバック
2011年2月27日
Black Diamond Infinity 60 Pack Review
このザックのことについては、もっと早くに記事にしようと思っていたのです。
というのは、昨年の10月にこのザックを個人輸入したときの記事へのリクエストが、どえらい量になっていることにだいぶ前から気付いてたからです。
あれからずっと今日まで、検索キーワードの上位には常に "Black Diamond Infinity 60" があるのですが、今年の2月になってからそれが急激に増えており、ひょっとすると今シーズンは日本でも発売されるのだろうか?と思い、それなら早いとこ書いておこうと考えたしだいです。
購入時の記事はこちら。
Black Diamond Infinity 60 とか
http://hamayo.jp/mt/archives/2010/10/black-diamond-i.html
とりあえず、メーカーサイトです。
基本機能はこちらでチェックですな。
Black Diamond Infinity 60 backpack
http://www.blackdiamondequipment.com/en-us/shop/mountain/packs/infinity-60-pack/
【ergoACTIV suspension】
とにかく目玉は、ウニウニ動くサスペンションです。
ergoACTIV suspension(エルゴアクティブサスペンション)という、カッチョイイけど口にするのは恥ずかしい名前が付けられたこの部分は、ergoACTIV hipbelt(エルゴアクティブヒップベルト)と、SwingArm shoulder straps(スウィングアームショルダーストラップ)からなります。
まぁ、腰ベルトと肩ひもですよ。
ヒップベルトは、腰の中心部のピボットで固定され、ここを中心に回転します。
左右のショルダーストラップは、ヒップベルトの裏側(ザックの内部)で繋がっているのですが、生地の上からの感触から判断すると、おそらく、自転車のブレーキワイヤーのような細い金属の撚り線で接続されていると思われます。

前回の記事でぼくはこのザックの背負い心地を、「振り子特急しなの」に乗車したときに似てると書きましたが、それでは鉄チャンにしか伝わらないのでもうちょっとがんばって書いてみます。
簡単に言うと、体の動きとザックの動きが一体化していません。
でもそれは、ルーズという意味ではなく、「弾力のある結合」と表すのが正確です。
単に普通のザックをショルダーストラップをゆるゆるにして背負うと、体を動かしてもザックは元の位置のままですし、もっと大きく動くとザックが振られておつりを食らったりしますが、このザックの場合少し遅れて粘っこく着いてきて、最終的には体と荷物との重心バランスを保つ位置に静止します。
Osprey のザックのようなコルセット的背負い心地とは、対極にあるといっていいでしょう。
もちろん実際の山では人は歩き続けるので、この動作は連続したものになります。
最初は今までにない動きに不信感を持ってしまいますが、一日の行程を終えるころにはそれが信頼感に変わっていました。
ぼくはその時、「飼っていけそうだ」という感想を持ちました。
【思わぬ効能】
このサスペンションには、もう一つの効能があります。
パッキングが上手でなくてもいい、というものです。

ザックが傾いて見えるのは、中身の重量バランスが左右でばらんばらんだからです。
このときはこんな感じで、あえて無茶なパッキングをしてみたわけです。

これだけひどいバランスの傾いたザックを背負ってると、普通ならかなり違和感があります。
片方の肩だけに重みを感じるはずです。
ところがこのザックの場合、傾いていることにまったく気付きません。
振り返って見てみたり、手を後ろに回して触ったりすると、傾いていることを実感できるのですが、歩いていると体に感じる重さは左右均等で、まったく不自然さがないのです。
2日目は、荷の詰め方を変えてみました。

サスペンションの回転の中心となる位置に、重いものを配置してみたわけです。
とてもオーソドックスなパッキングです。
結論から言うと、歩いているだけでは、昨日のとんでもないパッキングとの差異が特に感じられませんでした。
木を跨いだり、四つ足で岩を越えたりする場面では、ergoACTIV の動きがおとなしくなっていることに気付きます。
もともとバランスよくパッキングしているのですから、当然といえば当然です。
このザックでもバランスを考えてパッキングするに越したことはないですが、今までのザックほどには注意を払わなくてもよいようです。
【大きさや重さ】
60Lというカタログ表記ですが、65L~70Lはありそうな大きさです。
この写真の時は、リッジレストのレギュラーをザックの中に入れてます。
シュラフや綿入パンツ綿入ジャケットも、たたまずに突っ込んでます。
高さや幅でなく、前後の厚みで容量を増やすつくりで、やや下膨れです。
ergoACTIV は上下左右のバランスは取ってくれますが、前後には関与しませんので、「体に近いほうに重いものを」というセオリーは守らないといけません。
メインパネルの生地は菱形のリップストップで、今どきのザックにしては厚く、頑丈そうです。
前面と両サイドのポケットはストレッチ生地ですが、ここは岩角に擦りつけるなどすれば、数回の使用でボロボロになるでしょう。
ハーネスの厚みは十分です、というか十分すぎです。
この容量で1.74kgという重さは、ULが流行している昨今いかにもヘビーですが、これだけ凝った作りのサスペンションのザックにしては軽い部類です。
【各部】
ergoACTIV hipbelt は上下に動き、体の背面長に合わせて位置を調整できます。
その調整に必要なアーレンキーは、ヒップベルトのポケット内部に隠されています。

前面パネルは、Dana Design のショビットみたいに、ものを挟めるようになっています。
ストレッチ生地なので、尖ったものを挟むなら工夫が必要です

サイドポケットの内側にコンプレッションベルトがあります。
ザックをしっかり締め付け、長モノを固定しつつも、ボトルの取り出しには影響しません。

ピッケルループは、輪の大きさが調整できます。
テープの一方の端が、雨蓋を閉めるストラップ上のコキに付いており、このコキを移動させることで輪の大きさを調整できます。
ピッケル、ショベル、トレッキングポール、三脚、旗竿、太さを気にせず固定できます。

【総評】
●よい
・サスペンションの出来は'かなり'良い。
・パッキングが下手くそでもバランス良く背負える
(パッキングが上手くならないかもしれない)
・ULではないが、この装備でこの重さなら、軽い方。
・夏期の1週間以上のテント縦走でも十分な容量。
・必要最低限のストラップと、シンプルでつるんとした見た目。
●よくない
・泊まりの冬山でも容量的には十分だが、スキーを挟む装備はない。
・身長165cmより低いと、バックレングスを調整しきれないかもしれない。
・ウェスト70cm以下だと、ヒップベルトを締め切れないかもしれない。
・アクセサリを増設できるようなループやタグがない。
背面の作りがしっかりしているわりには軽量で、容量が大きくシンプルな作りのザックを探している人にとっては、おすすめできるザックです。
ちなみに選定時に競合したのは、LoweAlpine社のNanon50:60と、REIのFlash 65 Packでした。
それぞれ1.36kg、1.42kgと、Infinity 60より軽量ですが、最後は ergoACTIV suspension を体感したいという理由で、落選しました。
LoweAlpine:Nanon 50:60
http://www.lowealpine.com/eng/prod_app_det.php?catid=10&itemid=750&type=man
REI:Flash 65 Pack
http://www.rei.com/product/778468
参考までに。
投稿者 hamayo : 20:33 | コメント (4) | トラックバック
2011年1月22日
布を縫うのはスポーツではないので
おほほ。
待ちに待った荷物が届きました。
正月そうそう立てつづけに腰をやってしまって、背骨が曲がっただのなんだのと大騒ぎしたのは記憶に新しいところですが、数日後にはほぼまともになり、今はもう以前となんら変わらぬ生活となっております。
ただお医者さんからは、スポーツに復帰するのは最低でも1ヶ月待って下さいねと言われましたので、近年まれに見る「揺るぎない冬型」、「上がらない寒気団」、「降り止まぬ粉雪」を享受できずにいるのです。
そこで、ミシンですよ!。
とりあえず、1.6m巾のシルナイロンを9m、ダイニーマXグリッドを50cm四方、グログランテープを・・・5mだっけ?。
これらをOMM(Outdoor Material Mart)さんに注文してたのです。
やっぱり幕関係を作りたいのですが、せまい部屋でそんな大物を作れるのか不安ではあります。
でも実際のところそれ以上に不安なのは、医者の言いつけを守って1ヶ月おとなしくしてられるのか、ってことのほうだったり。。。
なもんで、いつ完成するのかはまったく持って未定です。
気がつくとスタッフバッグが300個できてたりするかも。
投稿者 hamayo : 15:53 | コメント (8) | トラックバック
2010年12月 7日
テレマークブーツとLiquiSole
去年キロロで滑ってたときにお話しした方が、偶然ぼくと同郷のカンサイ出身者でした。
転勤で札幌に来て10年、せっかくだからとスキーを始めてからも10年の彼は、北海道の人はまず根本的に「スキーさばき」が違うと言うのです。
滑っているときだけでなく、スキーを足に付けたその瞬間からスキーを脱ぐまでのあいだ、非雪国のわれわれとは足さばきが決定的に違うと彼は言うのです。
そこで、LiquiSoleですよ!

え、なにが?
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たしかに、かんじきを履いたときの足さばき、アイゼンを着けたときの足さばきなど、履くものによって歩き方は変わってきます。
慣れてない人の歩く様子はどこかぎこちなく、当然スキーについても同じことは言えるのでしょう。
スキーは歩くための道具でもなければ担ぐための重荷でもなく、もちろん滑るための道具であった試しはないし、おおむね転ぶための道具であると確信しているぼくのことですから、「スキーさばき」などというものは身に付いているわけもなく、ぼくがスキーを履いているときの動きは滑っているときは当然のこと、そうでないときも十二分にぎこちなく見えるはずです。
というか、実際じぶんでもいまだにリフトの乗り降りとかすこし怖いぐらいなのです。
この瞬間、上の方で誰かが降り損なってリフトが減速したら、動きながら近付いてくるリフトの速度をもとに座面の位置を予測しつつ綿密に計算された降下速度にしたがってしゃがみ始めた自分の尻はむなしくランデブーポイントを通り過ぎ地面と接触、それだけでなく少し遅れてやってきたリフトに後頭部をパカンとやられるんじゃないだろうかと、毎回ひやひやしています。
というわけで、ぼくは自分のスキーでスキーをよく踏みます。
板の上だけでなく、靴の上にまで乗っかってくることもままあります。
なので板は傷だらけですし、靴の方も傷だらけなのです。
テレマークブーツなんて、そうそう買い換えるもんじゃありません。
いくらヘタッピなぼくでも、メーカーに踊らされて「歩き用」「滑り用」などと揃えたりもしません。
なので修理するのです。(テレブーツの蛇腹)

穴が開く寸前までいってたのですが、これでもうばっちりでございますよ。
今年こそはマジメにゲレンデで練習するのだ。(毎年クチばっかり)
LiquiSoleはこちらで買いました。
LiquiSole -楽天市場内 ヨシキ&P2-
投稿者 hamayo : 21:44 | コメント (8) | トラックバック
2010年10月11日
Black Diamond Infinity 60 とか
ザックを買いました。
ザックなんてそうそう壊れるものじゃないし、破れたりほつれたりは縫えばいいだけなので、一般コースの山でフツーに使ってる限り10年は楽に持つものです。
それでも、その時は突然やってくるのです。
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その後の詳細なレビューはこちらをご覧になってください。
Black Diamond Infinity 60 Pack Review
http://hamayo.jp/mt/archives/2011/02/black-diamond-i-1.html
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ぼくは夏の日帰り用の26Lと、冬の日帰り用の45L、2つのザックを使い回しています。
ほかにも、欧州バックパッキングのためだけに買った80Lのザック(コーティングが剥がれて手も触れられない)や、バイクツーリング用だった50Lのクライミングパック(ゴミ箱を裏返しにしたみたいにコキタナイ)、思い出が蒸着して捨てるに捨てられない大昔のザックなどもあるにはありますが、現役は2つだけです。
じゃあテン泊の時はどうするかっていうと、冬の日帰り用の45Lを使ってたわけです。

このザックには「ショビット」というシステムがあって、かなりデカいものでもザックの外に強固に取り付けることができます。
このおかげで、45Lでも容積というか体積的には、余裕を持ってパッキングできたのです。
だけど、ウルトラライトでもなんでもないぼくの山装備にカメラの道具も加わるものだから、重量的にはオーバー気味らしく、このまえのニペソツ山で水を5L背負った時、ショルダーベルトの調整部分が重みに耐えきれずズルズルずれて、何度も調整しながら歩くはめになったのです。
このザックの背面調整は、大きな面テープで固定するタイプのものですが、重さで剥がれてしまうんですね。
これじゃそのうちホントに壊れてしまうと思い、ちゃんと重い荷物も背負える大きなザックを買うことにしました。
Black Diamondの、Infinity 60 というザックです。
Black Diamond Infinity 60
http://www.blackdiamondequipment.com/en-us/shop/mountain/packs/infinity-60
今年になって Black Diamond は、小型も大型もザックのラインナップが思いっきり変わったみたいで、なんというかハーネスがザックと独立してウネウネと動くらしいのです。(Arc'teryxも同じようなハーネスを取り入れてます。)
海外サイトのレビューなんか読むと、小型ザックの方は「ただの重量増」とか「過剰な装備」など否定的な意見が多いものの、大型ザックの方は「ザックは新しい時代に突入した」的な感じの良い評判が目立ち、これは一度背負って確かめてみるべと秀岳荘に行ったのです。
ところが、置いてないのです。
小型のはあるのに、大きいのがない。
これはどうしたわけだと調べてみると、なんと!、なんと!、Black Diamond の今期の大型ザックは、日本の代理店では取り扱いがないというではありませんか。
じゃ個人輸入しかあるまい。
今回は、海外のくせに送料無料な、bivouac outdoor を利用いたしました。
送料無料ということで International Economy Courier しか選べず、届くまでに10日も掛かってしまいましたが、そのうち4日は税関で留まっていたので、早いほうだと思います。
Black Diamond Infinity 60

つるんとシンプルな見た目。
で、これがウワサの、動くハーネス。

丸いところを軸にしてハーネスが回転するので、体とザックが別々に動くのです。
確かに今までにない背負い心地で、しょうじき気持ち悪いです。
自分で言うのもなんですが、ぼくは今、あまりにもピッタリな喩えを記すことができます。
このザックの背負い心地は、初めて振り子特急「しなの」に乗ったときに感じた、乗り物酔いしそうな感覚とそっくりです。
実際に山を歩けば、「ザックは新しい時代に突入した」とぼくも言えるのかもしれません。
それから、知り合いのザックも便乗で購入しました。
リクエストは、「古臭く」「前時代的」「シンプル」「流線型でない(四角いということ?)」「地味な色合い」、かつ誰も持ってなさそうなザックということで、これになりました。
Berghaus Freeflow IV 35+8 Daypack(2008年モデル?)
http://www.bivouac.co.nz/gear/camping-and-tramping/packs/berghaus-freeflow-iv-35-8-daypack-deleted-colour.html
でも背面はかなりのハイテクで吃驚。

ひとつひとつ挙げないけど、随所に英国らしい細やかな気配りが感じられる、まるでジャパン・メイドのような逸品です。
実際に山を歩く人たちが経験に基づいてデザインした、ということがよく分かります。
ほかには、ようやく見つけた、1パイントの保温マグ。
Sea to Summit の Delta InsulMug

Granite Gear の Air Cooler の、フローズン・パイントにジャストフィット(当然ですが)なので、いろいろと使えそうです。

それと、光る張り綱。
Exped Reflective Dyneema Guy Line

テントの張り綱としてだけでなく、使い途は他にもいろいろ。
これも日本で買うと高いので、ついで買いです。
今回 bivouac outdoor さんとは、メールのやりとりを何度も交わす必要がありました。
S,M,Lといったサイズ展開があるはずなのにサイトではサイズを選べなかったり、実際には販売されていない色の商品画像になってたりと、やや注意を要するお店ではありますが、メールの返事はとても迅速、かつ丁寧な文章で、日本の通販サイト顔負けの対応でした。
同じ商品が日本で買うより桁外れに安く、届くまでの日数もプラス3日ほど、対応は丁寧で迅速、そして送料が無料。
こうなってくると、辺鄙な場所に住んでいるぼくのような人間には、もはや日本のお店で購入する理由が見つからない、というよりも日本のお店で買う方が不自然です。
世の中は本当にすごいスピードで変わりつつあるようです。
投稿者 hamayo : 17:52 | コメント (7) | トラックバック
2010年9月 8日
LATERRAのテントのポールが折れた
いったいいつ折れたのでしょうか。
翌日の好天を期待して山部のキャンプ場にテントを張った夜、ポールが折れていたのです。
本体のポールではなく、前室にテンションをかけるためのものなので、無くてもテントは自立します。
なので結局、朝までそのまま。
ポッキリ!

LATERRAというブランド(まだあるのかな?)のもので、社会人になって初めての給料で買った思い出深いテントなのです。
秀岳荘の4階で店員さんが、一度建ててみましょうと率先して建ててくれようとしたものの建て方が分からず、結局ぼくが自分で建ててしまったあの日のことを今でもよく覚えています。
それでも今に比べれば、まだあの店を信頼していたような気はします。
いわゆるジオデシック構造のテントで、耐候性は抜群。
どんな大風の中でも平然としており、むしろ外の荒れようが分からないことがかえって危険かも、と思うくらいに頑丈です。
しかしその重さと大きさ故に、最近は整備されたキャンプ場でしか使う機会がなく、というかそもそも整備されたキャンプ場でキャンプすることなんて滅多にないものだから、出番は年に一度あればいいくらいなものです。
昨年のオンネトーでのキャンプ

修理するかどうか。
EastonとかDACなどといった高級品ではないので、金額的には大して高くないと思いますが、正味な話しHEX3がある今となっては引退してもらっても差し支えないのです。
それに実を言うと、ド派手なピンク色のフライシートが恥ずかしくて、雨の心配がないときは極力フライなしで使っていたほどです。
災害用持ち出しザックの中で余生を過ごしていただくのが、いちばん良いのかな、と今は考えております。
投稿者 hamayo : 21:16 | コメント (0) | トラックバック
2010年8月 1日
RYOG ミシンたたき
♪どこでこさえたん~だ、その傷は。
はい、6月に行ったカミホロカメットク山のテント場にあるトイレの、錆びついた鍵に引っかけてしまいましてね。
ホントひどいもんでしたよ、あれは。
自転車のチューブがドア側についていて、それをトイレの壁のフックに引っかけるだけの鍵なんだけど、このフックが異様にでかく、かつ張り出してるんです。
おそらく今までに何十人、いやもっと多いかもしれないな、それくらいの登山客が、あの鍵にズボンの尻を引っかけて破いたことでしょう。
patagoniaのパンツなので、patagoniaに出せば修理はしてくれるのですが、できあがりはあまりぱっとしない見栄えになって帰ってくるらしいので、自分で修理してみました。
ミシンたたき、ってやつです。

Simple Guide Pants というストレッチの利いた生地で作られたパンツで、縫うのがかなり難しい。
たったこれだけで20分もかかりました。
投稿者 hamayo : 18:59 | コメント (6) | トラックバック
2009年11月18日
山にでかけられない日には、
ミシンを踏みましょう。
シュラフ用のストレージバッグを作りました。
昨年ナンガさんのとこのダウンシュラフを買ったのですが、ストレージバッグは付いてこなかったので。
なんか動き出しそうでコワイ・・・
自分の手を動かして、なにかを作ることの面白さは、できあがったものを店で買うことでは、たぶん得られないでしょう。
切れないはさみで布と格闘し、直角とは? という普遍的命題に向き合い、指先に針を刺したかと思えば針に糸を通し忘れ、上糸と下糸の主張に耳をかたむける。
そうやって、糸くずと布きれにまみれる幸せな時間。
遅まきながら、これでぼくもレイ・ジャーディン教の信者です(笑)。
Why Sew? (Commentary by Ray Jardine)
http://www.rayjardine.com/papers/why-sew/index.htm
投稿者 hamayo : 20:25 | コメント (10) | トラックバック
2009年8月20日
ヤッテシモウタ
山での水分補給にってことで、アミノバリューを買ったんですよ。
粉末の。
水に溶かすヤツです。
BCAA(バリン、ロイシン、イソシロシン)だけのアミノ酸パウダーじゃなく、ミネラル(Na、K、Ca、Mg、Cl)やクエン酸も含まれてるので、ポカリ的な電解質補給もできちゃう便利なドリンクなのです。
ま、そんなことはどーでもいいんです。
「ロッジ」っていう、中坊のころよく行ってた大阪のショップで買いました。
楽天で。
はい、ここから核心部です。
リンク先にあるとおり、
入り数:18g×30袋
となってますよね。
とーこーろーが!、
届いたのはコレです。
30袋じゃない。
30箱だよ。
1箱に6袋入りだから・・・180袋!。
ぜんぶ水に溶かして電気ショックあたえたら、未知の生物を創造できそうなくらいの物量です。
どーすんのコレ。
投稿者 hamayo : 21:18 | コメント (5) | トラックバック
2009年5月12日
オレゴンからMSR
ウホ! 来た来た。
「The North Face, MSR, Therm-a-Rest and Platypus (and a few others) prohibit us shipping their products outside of United States.」 って書いてあったのにナ。
むふふ。

モチヅキは今年になって、MSR製テントの価格を 15%程度安くしたのですが、それでもまだ海外通販で買える値段の約2倍です。
というか、昨年までの国内価格、アレはどう考えたって異常だと思うなぁ。
いくらMSRのテントが素晴らしいて言ったって、あんな値段じゃ国内で買う気にならんですよ。
そりゃみんな、個人輸入やオクに行っちゃうわけだ。
投稿者 hamayo : 22:31 | コメント (0) | トラックバック
2008年9月12日
Preparation for winter.
初雪の便りは聞こえてきませんが、屋根の下ではもう冬の準備が始まっています。
はるばる海を越えて、
from Jackson Hole, WY

from Canada

from 鎌倉

今回アウターに限っては、
↓↓↓↓↓
きっちり関税を取られてしまいました。
「衣服」と判断されたら10%、「スポーツ用品」なら無税。
いままでウェアでは関税取られたことがなかっただけにショック。
しかもちょうど一昨日から、さらに40$値下げになってるし・・・。
それでも日本での定価の7割引き。
魔法のクーポンコードで送料分相当がタダになったし、文句を言ったら罰が当たります。
それにしても、なんなんだこの内外価格差は。
日本のモンベル製品もアメリカのショップで売られてるけど、日本での価格とそんなに差はありません。
なのに北米メーカーの製品が日本で売られる時の価格は、2倍になることも珍しくないのです。
ヘンだねぇ~。。。
誰と誰が儲けてるのかねぇ~。。。
・
・
・
知ってるけどさ。
投稿者 hamayo : 00:02 | コメント (2) | トラックバック
2008年1月28日
trkをkmlに
覚え書き・・・
Garmin eTrex のトラックデータをカシミール経由でトラックファイル(.trk)にしたものを、Googleマップで利用できるファイル(.kml)に変換するときには、ちょっとした細工が必要だった、というお話し。
うまく行かないことほど楽しいものはない
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
GPSのトラックデータ(trkファイル)をGoogleマップで表示するためには、kmlファイルに変換する必要があります。
kmlファイル(「Keyhole Markup Language」のことだそうです)はその拡張子から推測できるとおり、XML形式で記述されたテキストファイルです。
KML 2.1 Reference - KML - Google Code
http://code.google.com/apis/kml/documentation/kml_tags_21.html
そして trkファイルもまた、実はただのテキストファイルなのです。
なので、KMLのリファレンスを読んで記述方法さえ分かれば手書きで変換することも可能だし、ヒマさえあればこの程度のテキスト'コネコネ'プログラムは書けそうだけど、変換に特化したソフトを誰かが必ず作ってるはずだと信じ、探すことにしました。
古今東西ファイル形式を変換するためのソフトって、たいていその名称はアレです。
変換前の拡張子と、変換後の拡張子を、数字の '2' で挟むという、アレです。
今回のケースはかなり使用者が限定されるので、どうだろうなーと思いつつ "trk2kml" で検索してみると、ビンゴ!。
このソフト、ウェイポイント(wptファイル)までをもきちんと統合してくれます。
ちなみに wptファイルもテキストファイルです。
ところがいざ使ってみると、[変換]ボタンを押すなりエラーが出てしまいました。
文字列は有効な DateTime ではありませんでした。
trkファイルに記されている日付データが、そのままでは DateTime型の変数として扱えないということでしょうか。
それとも日付データの値がただ利用できない値だよ、というだけなのでしょうか。
いずれにしても、今のぼくの立場は開発者サイドではないので、他の方法をさがすしかありません。
プログラムを展開したフォルダには、"sample.trk" というお試しファイルがあり、このファイルは問題なく変換できることが分かりました。
となれば、トラックファイルの方をいじれば何とかなりそうです。
テキストエディタで双方をコンペアしてみると、やはり日付の形式に違いがありました。

サンプル:11-NOV-06
実ログ :12-1-08
eTrexが吐くトラックファイル(eTrex→カシミール経由)の仕様が変わったんでしょうか?。
ってことで、"12-1-08" を "12-JAN-08" に一括置換してから変換させると、見事 kmlファイルが出来上がりました
めでたしめでたし。
Web検索しても解決法が見当たらなかったこの件。
あまりにマニアックなので記事としての価値は低いと思ってますが、もしかすると過去に書いた MSKSrvrのCPU使用率100%問題 や MSN Internet Access の話のように、とつぜん検索サイト経由のお客さんが予期せぬほど押し寄せる可能性も・・・
てことで、ぼくが昔から使わせていただいてるエディタを、おススメってことで紹介しておきます。
NoEditor
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/031112/n0311122.html
エディタとしては標準的なSDI式のテキストエディタですが、Grep機能に特化した "Grep.exe"とやり取りできるので便利です。
こいつがあれば、大量のファイルを一気に Grep&Replaceするのも簡単です。
ただしやり直しは利かないので、バックアップをお忘れなく。
投稿者 hamayo : 21:36 | コメント (0) | トラックバック
2008年1月 6日
GPSがやって来た! eTrex Venture HC
偶然か?
それとも配慮か?
期せずして、クリスマスの日にそれはやって来ました。
1ドル=110円換算で、約14,400円ナリ。

安全装備ってのは、とかく疎かにされがちです。
これは山歩きや野良スキーに限った話ではありません。
たとえば車イジりにおけるブレーキ周り。
ホントは一番大事なんだけど、ついつい後回しになってしまいやすいものです。
ただ車の例とは違い登山やスキーの場合、これには二つのフェーズがあります。
1つ目は、それを入手する段階における取捨選択であり、おおむね金銭的な問題で切り捨てられます。
「xxxを買うだけのお金があればアレとコレも買えるじゃないか」、という具合のものです。
2つ目は、それを実際に装備品に加える段階での取捨選択。
移動手段は自分の足ですから、より軽くより小さくの名の下に装備は極限まで削られます。
そんな中この安全装備というやつは、「無いと困るモノ」と「あると便利なモノ」の狭間でこぼれ落ちていくものの代表格です。
前者には、雪崩ビーコンやGPS受信機などが当てはまるでしょうか。
後者には、ゾンデやシャベルが該当するでしょう。
ツェルトはこの両方にマッチするかもしれません。
もちろんハードルとしてより高いのは前者です。
ビーコンやGPSなどの電子機器って、ほかの用具に比べて金額が高いですからね。
しかもGPS受信機の場合、「今まで地形図とコンパスでやってこれたじゃないか」という気持ちもあって、なかなか購入に踏み切れないのです。
そんな教育・福祉関連政策のように後回しにされてきたGPS受信機が、ようやく我が家にやって来ました。
ようやく本題だわ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
歩くアクティビティで人気があるGPS受信機は、日本では Garmin社と Magellan社のものに集中しています。
しかしユーザ数の多さやそれがもたらす数々の情報は圧倒的に Garmin社に偏っており、なかでも eTrexシリーズは、ハンドヘルドGPSレシーバの代名詞的存在になっています。
これは日本語版が存在することが大きな要因でしょう。
Garminの日本での総代理店である、いいよねっとが販売するGPS受信機は、操作系の各項目が日本語にローカライズされているだけでなく、地図表示可能機種では日本の詳細な地図を内蔵し、また日本語表示地図のインストールもサポートしているのです。
もちろん取扱説明書は日本語で書かれています。
英語オンチ、機械オンチ、面倒なことは人任せ、な人が多い中高年にはうってつけですね。
なんせ中高年登山者は、登山人口の90%を占めると言われていますから。
だけれども、そうじゃない人だっているわけですよ。
英語は話せないけど英語でも不自由無い人。
機械の操作は体で覚える人。
自分で出来ることは自分でする人。
そんな人にとって日本語版のGarmin社GPS受信機は、無駄に高いだけなのです。
そう。
日本語版は英語版に比べて、とんでもなく高価なんです。
たとえば、精度の高さで売れている(らしい)、GPSMAP 60CSx という機種を例にすると、以下のような感じです。
いいよねっと:126,000円
Garmin社公式ページ:482.13ドル
J&H products:308.35ドル
最近の為替レート(1$=110円前後)で計算すると、本国での定価は約53,000円。
本国の正規代理店のひとつ J&H productsでは、約38,000円。
実売価格にして、3倍以上の内外価格差があるのです。
日本語版なんて買ってられませんわ。
たしかに海外からの輸入になるので送料は安くはありません。
J&Hの場合なら米国郵政公社の速達で 46.35USD。
でも5,000円の送料って高いイメージがあるけど、これだけ価格差がある商品なら無視できるレベルでしょう。
ぼくの場合60CSxほどの機種は不要で、「軽量でシンプルなこと」にポイントを置いて、カラー地図が表示できかつ最新のチップを載せている、eTrex Venture HC を選びました。
J&Hでの価格は 131.00ドル。
だいたい 14,400円ぐらいかな。
ちなみに日本語版は今のところ存在しません。
が、さきの 60CSx のレートを当てはめると、もし販売されたら 53,000円くらいになるかしらん。
12月12日に発注を出してすぐに自動返信は帰ってきたのですが、その後1週間はナシノツブテ。
J&Hのステータス画面を見ても、ずーっと"Pending"のままで変化なし。
堪りかねて、
Dear Customer Service:
My name is Hamayo.
I'd like to find out the shipping status for the following merchandise.
I ordered the following products on December 12, 2007.
Order No. : xxxxxxxxx
Thank you,
とやんわり催促すると、すぐさま誤字だらけで生身の人間からメールが返ってきました。
sorry for the delay, this was at my warehouse in NJ and they don't ship
international, so I had to send it up to my place in Michigan first.
Should have it today and will be getting it out tonight/tomorrow am for you
john
(誤字は修正してます)
なるほど~、と思ったけど、もしかすると向こうじゃありがちな言い訳なのかもしれませんね。
といいつつ結局 Tonight でも Tomorrow でもなく、さらに3日たってから発送の連絡が来ました。
Guaranteed Delivery Date は12月25日に設定されていました。
で、日本に上陸したのは 12月24日。
GPS受信機は税関通過に2~3日かかると聞かされていたので、こりゃ年内ギリギリ受け取れるかどうかだなと思っていたら、ホントに25日にピンポーン、って。
Moon Trail で ストーブを買ったときもそうでしたが、国際速達郵便の発送されてからの速さには目を見張るものがありますね。
今回は発送されるまでが長かったけど、これはまぁ時期が時期だけに仕方ない。
こんな感じでドンブラこ。

税関はホントに通っただけって感じ(笑)。
こりゃただの筒ですな。
関税もかかりませんでした。
これはひとえに、J&H の'計らい'によるものだと信じてます。
「Guaranteed Delivery Date」をクリスマスにしてくれたこと(これは偶々でもあるけど)。
「Contents」を 'Gift' と書いてくれたこと。
'Gift' にチェックが入ってる。

個人輸入関連のMLなんか見てると、税関をいかにスムースに抜けるかについてのテクニック記事をよく見るけど、J&H はそういうことに慣れてるのかも。
素晴らしい!。
あとは地図を作って送り込んでやるだけです。
「だけ」といってもこれがまた、休みが一日潰れるくらいの作業なんですが・・・。
投稿者 hamayo : 10:42 | コメント (5) | トラックバック
2007年11月19日
Brunton Flex Foldable Canister Stove
昨夜届きました。
あ、日付が変わっちゃったから、おとといの夜か。
届くの早すぎ。

テキサスを現地時間の13日に出発し、日付変更線を超えて日本時間の17日に届くんですから、実質4日間で到着です。
国内の楽天なんかで週末を挟んだときの発注と変わらないですね。
だいぶ地球も小さくなりました。
さて、やってきたのはコレです。

ガスのキャニスタストーブです。
こいつの兄弟で、"Crux"というストーブは最近まで日本でも売られていたのですが、Optimusの輸入元のスター商事のサイトからはすでに消えています。
そしてこの"Flex"については、日本ではまったくお目見えすることはありませんでした。
メーカーとしては老舗中の老舗オプティマスも、キャニスタストーブの分野では新人さんですからね。
EPI、PRIMUS、そしてスノーピークという三国志状態の中では、思うように勢力を伸ばせなかったのでしょう。
では早速取り出してみましょう。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
このストーブの最大の特徴が、この折りたたみ機能です。

正式名称の "Brunton Flex Foldable Canister Stove" に偽りはありません。
昨今の軽量級キャニスタストーブのトレンドは、バーナーヘッドの小型化の方向で進んできました。
その目的は軽量化だけでなく、小さく収納するためでもありました。
ストーブはどうしてもキノコのような形状になるので、いくら軽く作っても小さく収納することが難しかったんですね。
EPIのRevo-3500やRevo-3700などは、ポットサポートの収納に工夫を凝らして、とても小さく収納することに成功しています。
でもヘッドの小型化は弊害も多いんですね。
炎が一箇所に集中するせいで、チタンのような熱伝導率の小さな素材を使ったコッヘルなどは焦げ付きを起こしやすかったり、真上に吹き上げる形状の炎は、底面積の大きな鍋の場合、温度の低い炎が周辺に広がるため効率が悪くなります。
そこで考え出されたのが、真ん中でポッキリ折ってしまえばイイんでない?式のこのストーブです。
こうすることで、軽量クラスのキャニスタストーブの中ではかなり大きなヘッドを乗せても、収納には困りません。
この金属光沢!。
そしてメカメカしい形状。
1時間くらいなら平気で眺めていられます。男の子ですから。
もちろん火力は申し分ありません。

弱火領域での火力調節が絶妙でした。
マクロレンズのピントリングのように、消火~弱火のあいだに持ち替えが必要なほどの回転角が与えられています。
最後にもうひとつ、他にはない特徴があります。
さきほど書いたように、ポッキリ折れることで小さく、かつ薄くなるので、付属のケースを使ってこのように収納するのです。

多くのガス缶は通常、内圧上昇時に爆発を防ぐために、底がドーム状に加工されています。
いざとなれば底が膨んで内圧を下げる仕組みです。
このストーブはちょうどその部分に納めることができるのです。
スッポリというわけではなく、ちょっと出っ張りますが。
てなわけで、20年ぶりに買い替えたキャニスタストーブは、プレシアダピスからアウストラロピテクスくらいまで、一気に飛び越えたかのような進化を果たしていました。
プレシアダピスの方は、EPIのPSS型でしたからね。
そうそう、実はぼくも 66.6%は信じてなかった "Made in Japan" ですが、ホントに日本製でした。

ってことでお礼のメールに、
Hi Dan.
Thank you for your prompt delivery.
I received the stove and more last night.
I'm surprised to know that it is made in Japan.
"Welcome home!" I said.
:
:
って書いたんだけど、返事が来ない・・・。
阿呆と思われたか?。
おーーい、ダニエ~ル。
投稿者 hamayo : 00:12 | コメント (2) | トラックバック
2007年11月16日
税関を通過
油断してました。
例のブツなんですが、14日にシカゴのオヘア空港からFLTしたと思ったら、もう日本に着いてるんですが・・・。
Label/Receipt Number: ECxxxxxxxxxUS
Detailed Results:
Out of Foreign Customs,
November 16, 2007, 9:44 am, JAPAN
Into Foreign Customs,
November 16, 2007, 12:02 am, JAPAN
Arrived Abroad,
November 16, 2007, 12:01 am, JAPAN
International Dispatch, November 14, 2007, 9:44 am, O'HARE APT/CHICAGO
Processed, November 13, 2007, 8:15 pm, SAN ANTONIO, TX 78246
Shipment Accepted; November 13, 2007, 2:01 pm, SAN ANTONIO, TX 78238
Electronic Shipping Info Received, November 13, 2007
税関はほぼ素通りなところを見ると、今回は関税がかからないかも、と淡い期待。
なんにしろ税関が週末の休みに入るまえに上陸してくれてよかったわい。
投稿者 hamayo : 21:19 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月14日
スウェーデンで育ち、アメリカに住んでて、日本で生まれたもの
じつは今、あるものを輸入中です。
チマタでは「絶滅危惧種」に指定されるんじゃないかとも囁かれ、かろうじて日本にもやって来ていた同族の一種はすでに取扱が中止されたようです。
といってもそれは生物ではありません。
それは「ある道具」です。
それは北欧スウェーデンにある 100年以上の歴史を持つメーカーの製品で、実際には Made in Japan でありながら日本では販売されておらず、自社よりも 5年ほど歴史の古いアメリカのとあるメーカーの名前でしか販売されていないという、ちょっとばかしひねくれた生い立ちをもつものです。
これだけの情報でそれが何かを判別できたら、かなりのアウトドアギアエンスージャストだと思います。
だけどその昔、Outdoor誌 や Be-Pal誌 なんかを読みまくってたような人なら、メーカーの名前やどういう類の製品かってことは分かるかもしれませんね。
届けられるのは来週になりそうですが、しばらくは USPSのTrackingページを見ながらワクワクする日々が続きそうです。
投稿者 hamayo : 23:57 | コメント (2) | トラックバック
2007年4月22日
冬の終わりの儀式
ようやく気温も二桁に届いた週末、黄砂に征服された空が山吹色の光を落とすなか、ひと冬はたらいてくれたウェアやギアの手入れをしました。
patagonia の パフライダージャケットには特にお世話になったので、念入りに洗濯してあげました。
山だけでなく通勤や町歩きにもフルタイムで着倒したせいか、すぐにどす黒い洗い水がでてきてびっくり。
冬には洗濯物を外に干すなんてできなかった。

今年はじめて装備に加わったクライミングスキンは、保管方法がどうもはっきりしません。
サポートサイトではチートシートに貼り付けて保管となってるけど、暖かくなってきた4月には、たった2週間貼っていただけで粘着面が若干糸引き状態になってました。
なもんでクライミングスキンはチートシートを使わずに、粘着面同士を貼り合わせてひと夏をすごさせてみようと思います。
来シーズン剥がすときに、大胸筋を肉離れが襲うことが予想されそうなくらい、ブラックダイヤモンドのスキンの粘着力は強大ですけど・・・。
そういや今日は、選挙の投票日・・・
・・・もちろん選挙には行ってきましたよ。
国民、市民として以前に、ヒトとしての責務ですから。
道新の出口調査を受けました。
前んときはたしかNHKだったかな。
投稿者 hamayo : 17:49 | コメント (4) | トラックバック
2007年4月 1日
六花のつゆ、その他 今日の買い物
六花亭、有名ですよね。
もちろんおいしいし、素朴で、それに高価じゃない。
マルセイバターサンドがとりわけ有名で、というか、それ以外のお菓子ってあまり知られてないかもしれない。
今日は秀岳荘へ行く途中でたまたま、「あ、こんな場所にも六花亭あるんだ」って感じで、ほうじ茶を買いに立ち寄った六花亭で、「六花のつゆ」を買ってみました。

ボンボンです。
そのままでもいけるけど、紅茶に入れるとよろしいそうで。
食べるのがもったいない。

でも六花亭はお菓子よりも、ほうじ茶を買うために行くことの方がぜんぜん多いです。
ここのほうじ茶は、いわゆる加賀棒茶といわれるものです。
初めて戴いたのは北海道神宮の茶店でした。
ケンタッキー州にある鍾乳洞のように奥深い味わいに、ほうじ茶をバカにしちゃいかんなとその時思いました。
さてボンボンのお味ですが、ハスカップ、コアントロー、ペパーミント、梅酒、ブランデー、ワイン、の6種類です。
缶入りもありますので、プレゼントなんかにいいかなぁ、と。

秀岳荘では、ノコギリを買いました。

ずいぶんと切れ味にぶそうに見えるけど、何を切るためのノコギリでしょうかねぇ。。。

こんなものも・・・
・・・買ってしまいました。

スクレーパーです。
3本の針葉樹がイイ感じ。
投稿者 hamayo : 22:14 | コメント (6) | トラックバック
2007年3月10日
ロッテフェラー コブラフリー リコールに!
残念なことに、本国でリコールとなった模様です。
rottefella.noには何も記されていませんので、詳細はまったく不明です。
ついさきほど、購入した「さかいやスポーツ」さんから電話で、回収したい旨の連絡がありました。
さかいやスポーツ:ロッテフェラーフリーコンバージョンキット
Black Diamond のビンディングも昨年リコールになりましたが、輸入販売元の Lost Arrow さんの対応がとても素早かったようで、こちらはあっという間に解決したようです。
さて Rottefellaの方はどうでしょうか。
ディストリビュータは ミヤコスポーツさんです。
週明けにはなんらかのアナウンスを期待したいものです。
関連エントリ:ロッテフェラーフリーコンバージョンキット(Cobra Free)
投稿者 hamayo : 23:05 | コメント (4) | トラックバック
2007年1月 7日
NIKWAXで服のお手入れ
膝もまだ痛いし天気も大崩れしそうなので、今日はアウターウェアのお手入れをしました。
洗濯と撥水加工です。
今日のエモノは、
・Patagonia:Puff Rider Jacket
・mont-bell:ドロワットパーカ
・Columbia:Convert Globe
Puff Rider は去年ヤフオクで新品を落としたものなので、洗濯だけで十分です。
それに最近のアウターでは常識になってる デリュージDWR加工がされてるので、撥水工程はパスします。
今日の主役はドロワットパーカ。
中学卒業か高校に入ったころに買ったアウターで、それはもう思い出深いウェアです。
冬山でしか着ないので汚れはほとんどありませんが、撥水性能はほとんどゼロ。
さしものゴアテックスも外からの水は通しませんが、ここまで撥水性が落ちた最外層はひとたび濡れてしまうと、内側から水分が出て行かずムレムレになります。
グローブはオマケ。
グローブをしてアウターを手洗いすれば、ついでにグローブも洗濯されるので・・・って寸法です。
洗剤はコレを使います。
NIKWAX Loft テックウォッシュ

合成洗剤はたとえ液体洗剤であっても、洗剤カスが衣服に残るので撥水性が低下するそうです。
香料とかも撥水性には余計なものだそうで、たしかにこの洗剤はまったく匂いがありません。
この季節、真水で手洗いすると失神しそうになるので、お湯を足したしもみ洗い。
手洗いはすすぎがとにかく面倒ですが、洗剤成分が残らないよう5~6回すすげばOKです。
そしていよいよ撥水加工。
薬剤はコレを使います。
NIKWAX TX.ダイレクトWASH-IN

原液は白色で酢酸の匂いがキツイですが、水に混ぜると匂いは薄れます。
その撥水効果はものすごく、まだ作業中にもかかわらずウェア表面のちょっと水が切れたところは、もういきなり水玉がコロコロしています。
そして、噂には聞いていましたが、手が撥水加工されてえらいことになってしまいました。
洗っているときはちょっと手がベトつく感じがします。
乾いてしまえばベトつきもないし、普段と変わらない皮膚感なのですが、蓮の葉の表面のように水玉がコロコロします。
石鹸で手を洗ってもまだコロコロしてるので、NIKWAXの効果はかなりのものだと確信しました。
さてすすぎが終わればあとは乾燥です。
マニュアルには「乾燥機に入れて下さい」とあたりまえのように書いてありますが、うちの洗濯機は二槽式。
風呂場で板に乗せて水切りしたら、暖房機の前で乾かしました。
その結果・・・
これぞNIKWAXの効果です!。

投稿者 hamayo : 20:30 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月24日
テルモス -THERMOS-
17年使ってきたテルモスを、ついに買い換えました。
昨年あたりから、保温性が落ちてきているのには気付いてたのだけど、愛着もあるし、水が漏るわけではないのだからと、このまま使っていくつもりでいました。
しかし今週、前に地図を買い換えたときと同様に、買い換えを決定づける強烈なきっかけがありました。
ある仕事で、山のてっぺんに行くことになりました。
11月といえど山頂の積雪は 1メートル、平地との気温差は 5度近くあるとのこと。
テルモスに煮えたぎるほうじ茶を入れて、山に入りました。
いちおう道路はあり、無積雪期は車で行くことができるのですが、冬場は除雪されることはない道路なので、山頂まで約一時間、スノーシューを履いて登山しました。
試験端末やらなにやらを 80リットルのザックに入れると、荷物は 15kgくらいになり、スノーシューを履いても膝下までもぐる雪の中を登っていると、すぐに汗が噴き出てきて、感覚的には Tシャツ+短パン になりたい気分です。
しかし山頂に着いてみると、大陸からの季節風が容赦なく吹きつけ、雪のつぶてが音を立てて襲ってきます。
先方さんはまだ到着しておらず、それまでの間はずっとおもてで待っていなくてはいけません。
何もしないで吹雪の中で立っていると、ありとあらゆる隙間から寒気が忍び込んできて、急激に体力を奪っていきます。
こういうことになるだろうと、持ってきて良かったテルモスと熱々のお茶。
ふたを開けると、湯気とともにコポコポと熱いお茶が出て、、、、こない。
ヌル~い ふやけたほうじ茶しか出てきません。
たったの 3時間さえ保温してくれないテルモスは、もはやただの水筒でしかありません。
厳冬期の山では、一つひとつの道具がどれだけ期待に応えてくれるか、またそれを如何に正確に計算できるかが、生還率の高さに繋がります。
愛着などと言っていられやしません。
17年もののテルモス。
ボコボコですわ。

ボコボコだから保温性が落ちるのです。
凹んでる部分に触れると、熱いのです。
熱いということは、中の熱が外に逃げてるということです。
でも女優の市毛良枝さんも、ボコボコのテルモスを使っているのを、TV番組で見たことがあります。
持つ人が持つとサマになるんだなぁ、と。
新しいのはタイガー製です。
なので、正しくはTHERMOSではなくて魔法瓶です。

日本製をさがすのに苦労しました。
とても値段が安い、非日本製のこのテの魔法瓶を周りの人たちが使っているのを見て、「安かろう悪かろう」とはこのことだな、と何度もなんども思ったことがあるので、次に買うときも絶対に日本製しかないと心に決めていたのでした。









