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2010 - 6 / 5

ツバメの季節



どこからか感じる熱視線。
ツバメくんがこんにちは。

ツバメくんがこんにちは



北海道ではなかなかツバメを見る機会がありません。
内地に住んでいた時間よりも、北海道に住んでいる方が長くなってはいますが、「サクラの次はツバメ」という季節感はなかなか抜けません。


小学校のころは家のまわりにもまだ田んぼがいっぱいあって、学級の半分くらいは稲作農家の息子でした。
農家の友達の家に行って、飛びかうツバメに石を投げてからかっていると、ツバメは稲は食わんけど虫を食うてくれるから大事にせなあかん、とオヤジさんから怒られたものです。


ぼくの家は農家ではなく、家もふつうの建売住宅だったけど、玄関の軒先にツバメが巣を作ったときはとても嬉しかったことを覚えています。
ひとりっこで両親が共働きだったぼくは、学校から帰ってきてもだれも出迎えてはくれません。
でもツバメの巣ができてからは、にぎやかに鳴くツバメの子らがいつもいて、心がはずみました。


ある日ツバメの子は巣立ち、玄関先はまた静かになります。
カラッポになってしまった巣はこの家にできた異物のように思えてきて、取ってしまおうと父に提案すると、巣を残してあると来年また別のツバメが来てここで子育てするんだよ、と教えてくれました。


父の言ったとおり、その後もツバメは毎年ぼくの家で子育てをするようになりましたが、おなじ巣を使っていたかどうかは覚えていません。
小学校も高学年になり、友達との遊びにいそがしい毎日をすごすようになったぼくは、もうツバメの子らを気にかけることもなくなっていたのです。
それでも家のまわりをツバメが飛びかい、玄関先からヒナの鳴き声が聞こえるようになると、子供ながらに新しい季節が来たことを実感したものです。


初夏の信州、いつもは見る機会のないツバメの姿にふとそんなことを思い出して、写真を撮ったのでした。

投稿者 hamayo : 2010年6月 5日 07:23

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コメント(2)

こんにちは。

 ツバメが巣をかける場所を選ぶ時、決め手になるのはなんだろう?

 犬との散歩コースに5つある巣をみながら想像してみるのですが‥‥。

 我が家にも来てくれないかなぁ、と淡い期待をすてきれないので、少年時代のhamayoさんちがうらやましいです。

こんにちは。

ツバメはたぶん、鳥界のネコみたいな感じじゃないかと思います。
鳥の中では、かなり人なつっこいですよ。

わざとぶつかってくるような飛行コースでやってきて直前で急上昇したりとか、後ろから飛んできて前に回りこんで来た方にターンしたりとかするのを見ると、遊んで欲しいのかななんて思います。

鳥だから遊んではあげられないんだけど、ネコと同じように、なんか寄りつきたくなる家ってのがあるんでしょうね。

ちなみにウチはネコも飼ってましたが、それでもツバメは来ました。
玄関の上にツバメ、門柱の上で絶対に届かないツバメの巣をにらんでるネコ、という映像をよく覚えています。