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2010 - 5 / 7

両古美山で、春の野良テレを満喫



遅い春の訪れ。
ヤマザクラはおろか、コブシの白さえまだ見えず。
山に行けない毎日を、これ以上積み重ねるわけにはいかないと、よく乾かしてしまってあったシールを引っ張り出して向かったのは、積丹半島のリトルジャイアント。


両古美山へ



いつ来ても期待を裏切らない標高806m、両古美山へ。







スノーシェード脇の踏み跡はたどらずに、地形図を見ながら尾根と谷をひとつずつ跨ぎます。
肩の小ピークまで登ると、両古美山が登場。
積丹半島のリトルジャイアント、両古美山


雪の下の夏道が、何度もスイッチバックする本峰への斜面には、雪の割れ目があちこちに走り、こんなところで春を感じます。
雪の割れ目、春のきざし



ひと汗かいて、さんさんと降りそそぐ陽光と、氷点下の強風が吹きつける稜線。
足もと賑やかなフィルムクラスト



まるで雲母のようなフィルムクラストは、スキーで踏んだそばから崩れ、シャラシャラシャラと乾いた音を残して、風が運び去っていきます。


風は確かに冷たかった。
風は確かに冷たかった。



雪原の向こうに積丹岳を望む、ここが両古美山の山頂。
雪原の向こうに積丹岳を望む、ここが両古美山の山頂。



天気もいいので、泥の木山を目指してみます。
14時をタイムリミットに。


ちょいと下ってひと山越えて、もっぺん下った鞍部は風も吹かず、ここで昼食。
風の吹かない鞍部で休憩



さっきまでの寒風がうそのような、ポカポカ陽気。
しかもこの太い木が、座椅子のように座り心地がいいもんだから、なかなか動けません。
泥の木山はあきらめて、目の前の815m峰を今日のゴールといたしましょう。




    ・両古美山の北方稜線、815m峰からのパノラマ

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積丹岳や余別岳のほうは雲がかかってしまったけど、二つの海を見渡せるスケールの大きな風景は、とても800mの低山のものとは思えません。
やっぱ両古美山はすごいや。


帰り道、794m峰あたりまでくると雲はほとんど取れて、羊蹄山がはっきりと見えてきました。
よし、いっちょ滑ってみますか。
羊蹄を遠くに見て、いっちょ滑ってみますか。



両古美山からの下りでも、快適なザラメに浅いシュプールを。
快適なザラメに浅いシュプールを



野良テレで一度もコケなかったのは初めてかもしれない・・・。


そして、日暮れまで目いっぱい遊んだ人だけが出会える、足長影男。
日暮れまで目いっぱい遊んだ人だけが出会える、足長影男。



今日もたっぷり遊びましたとさ。
雪質に助けられて、滑りの方も満足です。
ザラメ雪って、楽しいですね。


そしてやっぱり、今回も期待を裏切らなかった両古美山に、感謝です。
いい山でした。

両古美山と815m峰_GPSトラック



投稿者 hamayo : 07:33

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コメント(8)

あいかわらずスケール感がよく現れていて良い写真ですね。

目いっぱい楽しく遊んでいるのが良くわかります。
じゃなきゃ、足長おじさんになる前に帰っていますよね。

足長影男くん・・・
私の友達の若葉影美ちゃんと良いお友達になれそうね~と勝手に面白がってしまった!!

風景はまだ冬を感じさせるのに、hamayoさんの装いは春だね~~~これで滑り収めになるのかしら???
今年は雪が多くて山はまだドッサリの雪に覆われています。

hamayoさん木登り上手~娘もこの前、労熊山でしばらく木登りを楽しんでた。ダケカンバの木は足場も良くて登りやすい。でも・・・最近、木に登っている人って見なくなったよね~~~
私の小さい頃は桑の木に登り枝をゆすって木の下にブルーシートを広げて桑の実取りをしたものです。(カメムシがくちゃいけど・・・)

今年はいつもより春の訪れが遅く感じるのは桜をまだ見てないからかな???

to バオヤッキーさん

いくら北海道といえども、こんなにのびやかな雪尾根を超お手軽に歩ける山って、なかなかないんですよ。
しかもたった806mしかない低山なので、だれも見向きもしなくて、いつきても誰にも会わない、静かな山です。

to 若葉さん

若葉影美ちゃん!
東雲湖の影美ちゃんは、なんか「力こぶ」があって頼もしいね(笑)

ここはいつ来ても風が強いんだわ。
だから木が生えないんだろうけど、それでいて積丹だからハンパない豪雪だし。

 > 最近、木に登っている人って見なくなったよね~

まー、大人はまず登らないね。
街路樹に大人が登ってたら即通報だけど、山の中なら自由だもんね。
だけどプラブーツで木登りするのは厳しいよ。
あの写真、その前に2回落ちてるから(笑)。

桜が咲き始めると光速で夏だしね。
桑の実の時期もあっという間にくるなぁ。

いまるぷですこんにちは。
うはあ、北国の春。陽光さんさん、
いい時間をお過ごしになりましたようで。
ダケカンバでしょうか、この大きな樹は。
いい樹に出会うと離れ難くなるお気持ち、わかります。

to いまるぷさん

こんにちは。
日差しはかなり激烈でして、上から照るは下から照り返すはで、サングラスとツバ広帽子が大活躍でした。
それでいて風は真冬の冷たさ。
北風と太陽の童話では、お互いかわりばんこに旅人にちょっかいを出すはずなのに、この山ではがっぷり四つでした。

山の中で大きな木に出会うとほっとするのです。
あぁここは安全だとか、安息の場所だみたいな心持ちになるんですよ。
単独行の心細さからでしょうか。

こんばんわ。両古美、いいですね!自分はまだ行った事は
無いのですが、それなりにお手軽にいい斜面を味わえるとの
事で、いつも気になっている場所ではあります。
ただ、やはり風がいつも強風だったり暴風だったりするそう
ですね。でもこの時期になれば少しは風も温みますかねぇ。
明日辺り・・・・・だめかなぁ・・・・いきたいなあ

こんにちは。
そうなんです。ホントにお手軽アクセスなのですよ。

風の強さはここの名物みたいなもんですね。
この日は凧があればスイスイ進めるのに、と思ったくらいです。

雪解けは南斜面で顕著でした。
両古美山の登りは、たぶんもう雪は繋がってないと思いますよ。
この日も下の方はアミダくじ状態でしたから。
稜線に上がってしまえばまだまだたっぷりなので、板を担げばいけるかも、って感じかな。