2010 - 5 /31
海峡の南
山脈の東。
投稿者 hamayo : 21:25 | コメント (4) | トラックバック
2010 - 5 / 7
両古美山で、春の野良テレを満喫
遅い春の訪れ。
ヤマザクラはおろか、コブシの白さえまだ見えず。
山に行けない毎日を、これ以上積み重ねるわけにはいかないと、よく乾かしてしまってあったシールを引っ張り出して向かったのは、積丹半島のリトルジャイアント。
いつ来ても期待を裏切らない標高806m、両古美山へ。
スノーシェード脇の踏み跡はたどらずに、地形図を見ながら尾根と谷をひとつずつ跨ぎます。
肩の小ピークまで登ると、両古美山が登場。

雪の下の夏道が、何度もスイッチバックする本峰への斜面には、雪の割れ目があちこちに走り、こんなところで春を感じます。

ひと汗かいて、さんさんと降りそそぐ陽光と、氷点下の強風が吹きつける稜線。

まるで雲母のようなフィルムクラストは、スキーで踏んだそばから崩れ、シャラシャラシャラと乾いた音を残して、風が運び去っていきます。
天気もいいので、泥の木山を目指してみます。
14時をタイムリミットに。
ちょいと下ってひと山越えて、もっぺん下った鞍部は風も吹かず、ここで昼食。

さっきまでの寒風がうそのような、ポカポカ陽気。
しかもこの太い木が、座椅子のように座り心地がいいもんだから、なかなか動けません。
泥の木山はあきらめて、目の前の815m峰を今日のゴールといたしましょう。
・両古美山の北方稜線、815m峰からのパノラマ
QuicktimeVR版 (高画質)はこちらをクリック(1701KB)
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積丹岳や余別岳のほうは雲がかかってしまったけど、二つの海を見渡せるスケールの大きな風景は、とても800mの低山のものとは思えません。
やっぱ両古美山はすごいや。
帰り道、794m峰あたりまでくると雲はほとんど取れて、羊蹄山がはっきりと見えてきました。
よし、いっちょ滑ってみますか。

野良テレで一度もコケなかったのは初めてかもしれない・・・。
そして、日暮れまで目いっぱい遊んだ人だけが出会える、足長影男。

今日もたっぷり遊びましたとさ。
雪質に助けられて、滑りの方も満足です。
ザラメ雪って、楽しいですね。
そしてやっぱり、今回も期待を裏切らなかった両古美山に、感謝です。
いい山でした。
投稿者 hamayo : 07:33 | コメント (8) | トラックバック
2010 - 5 / 4
麦風で麦風の食パンを切ってもらう
仕事で倶知安に行ったときに、まえまえから気になっていたパン屋さん、麦風に行ってきました。
住所だけ見ると一等地に立地してるのですが、実際は裏通りにあってなかなか分かりづらい場所です。
夕方にしか寄れなかったので、大半のパンは売り切れていましたが、食パンだけはひとつ置いてありました。
ウェブサイトで「見た目以上にボリュームがあります」と書いてあるとおり、予想を裏切るその重量に、手にした持った瞬間危うくぎっくり手首するところでした。
重く、密度も高く、各辺が完全な直角を形成するこの食パンは、このまま積み上げていけば体育館ぐらいなら作れるんじゃないかと思うくらい、均整の取れた形をしていました。
こんなに密度の高いパンは自分じゃスライスできないなと思い、お店のスライサーで切ってもらったのがこれ。
なぜか不揃い。
しかも若干、波打ってるし。
いちばん易しい4等分なのに。
朝っぱらから、パンに向かってツッコミが炸裂します。
MoMAに収蔵されてもおかしくないくらい、完璧に近い立方体のフォルムを持つこの食パンが、店主みずからスライスしたのにもかかわらず、こんなにも不揃いに。
思わず目をこすって二度見してしまうようなこの落差に、いたずらの神様の存在を信じたくなりました。
念のため言っておくけど、これは婉曲な言い回しで皮肉を言ってるわけではありません。
ぼくはこういった、取るに足らない災いと引き換えに手に入れる、ささやかな幸せの時間が大好きなだけです。
今度行ったら、5枚切りにしてもらおう。






