« 2009年7月23日 | メイン | 2009年8月20日 »

2009 - 8 /10

岩内岳をバカにしててごめんなさい



スキー場のある山って、眺めがイイってことでは好きだけど、やっぱコースの中を歩くのって単調でつまらんよ。
わざわざ出掛けてって登るほどの山じゃないんでない。


岩内岳と、岩内岳ファンの方には悪いけど、岩内岳のイメージはまぁこんなもんでした。


でもね、登ったことのない山のことをトヤカク言うもんじゃないですね。
今じゃすっかり岩内岳の虜です。
正直すまんかった、という気持ちでいっぱいです。
ぜんぜん単調じゃなかったです。
むしろ変化に富んでるって言っていいほどです。
岩内岳のことを悪く言うヤツはただじゃおかないゾ、ってぐらいですよ。


空に押し潰されそう。
空に押し潰されそう。





見晴らしのいい、スキー場のコース跡。
まだこの辺りでは水平に見えている田園風景が、だんだんと見下ろすようになっていくのが楽しいのです。

共和町の田園風景を振り返りつつ登っていきます


かつての栄華を偲ばせる索道遺跡との遭遇もまた楽し。

朽ちゆくリフト降り場


夏草の海に立つ。今日も明日もあさっても。
夏草の海に立つ


森に飲みこまれてゆく。
森に飲みこまれてゆく。


この遺物をすぎると、これまで緩やかだったトレイルは一変、尾根筋一直線の樹林帯急登ルートになります。
7合目でいったん展望が開けたのも束の間、ふたたび視界をさえぎるアカマツ林の中、痩せ尾根の登りが続きます。


8合目をすぎ 950mの等高線を越えると、定規で線を引いたかのように森林限界となり、とつぜん大きな空に出迎えられます。
照りつける太陽と、コース中で最大傾斜のガレた斜面は、岩内岳山頂への最後の試練です。

あと一歩がなかなか出ない9合目


9合目を越えると気分はスカイウォーカー。

気分はスカイウォーカー


最高の空中散歩を楽しんで、山頂到着です。
3つの海を望む、直径200kmのパノラマが待っていました。


    ・岩内岳からのパノラマ

      QuickTimeVR版(高画質) はこちらをクリック  QuicktimeVR版 (高画質)はこちらをクリック(1284KB)
      Flash版(中画質) はこちらをクリック  Flash版 (中画質)はこちらをクリック(1319KB)




緑と青の境界線で、なにもせずただ風に吹かれていると、海とか山とか空だとか、世界はわりとシンプルに出来てるんだなって感じます。


そしていつもの山頂コーヒー。
静かにすぎていく山の時間。
そしていつもの山頂コーヒー


山頂という場所は、いつも、どんな山でも立ち去りがたいものだけど、今日ほどそれを強く感じたことはありません。
だけれども、いつも、どんな山でも、立ち去らないわけにはいかないのです。
あらゆるものは通りすぎる、ってことです。


山を下りる道すがら、登山道わきにひっそり咲くクルマユリが印象的でした。
ユリは群れない方が美しいです

山頂から見えた、パッチワークのような田畑の風景の中から岩内岳をふり返り、今回の山旅をしめくくりました。
岩内岳をふり返り


登山日:8月上旬
岩内岳 GPSトラック
岩内岳 コース断面図



投稿者 hamayo : 07:34

関連するエントリ

【エントリ・タグ】

    このエントリにはタグがありません。

    このエントリは、 野良(ノラ) > 山歩き カテゴリに属しています

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 岩内岳をバカにしててごめんなさい

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://cosmeticpunk.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/350

コメント(7)

本当にええ写真どすなぁ〜

心が和む風景ですね。

あっぱれ!

こんばんゎ~
UPされるの待ってましたよ♪
今回も素敵なセルフ写真っぷりですね。
どんな写真が良い写真なのか・・・私にはわかりませんがhamayoさんの写真を見ていると一息入れたくなる。というかコーヒー飲んでゆったりしたくなるね~
山でコーヒーの香りを楽しみたくなるのと同じ感覚・・・

セルフはアングルを決めてカメラと立ち位置を何度も往復して・・・結構大変だし傍から見ると小笑されそうだよね。
私は人前ではセルフはしたことがない・・・だってアホゥ派だから。

頑張っているhamayoさんを想像するとクールに決めている後姿がおちゃめに見える。そして、どんな表情でポーズをとっているのか?!勝手に妄想・・・楽しみ倍増!!

やっぱhamayoさんのブログは深いっすね。

to バオヤッキーさん

こんなに眺めのいい山だったとは知らなかったんですよ。
海が見える山はいいですな。
ホンモノの風景はもっとずっと和めますよ~。


to 若葉マークさん

セルフ写真を撮る、しかも本腰入れて撮るには平日に限りますよ。
この日も結局ぼく一人だけだったので、思う存分登っては下りて、下りては登ってを何度も何度も。
これもある意味アホゥ。。。

あ、そういや一人じゃなかったかも。
7合目辺りで、足音はしないのにクマ鈴の音がずーっと追いかけてきて、抜いてもらおうと止まったらクマ鈴も止まるし、引き離そうと早歩きしたらクマ鈴も付いてくるし。
もしかして幽霊さんと同行二人?。

 > 勝手に妄想・・・楽しみ倍増

素晴らしい!。
行間を読み、写真を裏から見ると、2倍楽しめるのです!。
自分で言うな、ってハナシだけど(笑)

どんも、お久し振りでござんす。
やっぱし、登ったことのない山のことを能書きたれてトヤカク言うのはアレですよな。
旧スキー場コースもエエですが、新見峠から目国内岳~パンケメクンナイ湿原を通り岩内岳に至るルートも中々のモンですよ(新見峠~岩内岳ピストンでも思ったほどのロングハイクにならないのでマゾにはオススメっす)笑。

どーもどーも、お久しゅう。

そう!、目国内岳~湿原~岩内岳とか、雷電山~の縦走とか、そっちの方がしたいんですよ。
ここいらの一画って、なかなか奥深いよね~、冬はツアースキーのコースになるし。

湿原のあたりにひとつ山小屋なんてあったら、えぇ感じやなぁって思いますよ。
テントでもいいけど、湿原の規模が小さいんで裸地になってしまったらもったいないし。

岩内岳の山頂付近はなんぼでもテント張れるけど、よほど天気が良くないとめちゃくちゃ風がきつそう。

青空に雲の演出、圧倒されました^^。
演出、脚本、映像何時もステキです(●^∀^)b⌒☆

海の見える山って高度の割りに雄大さを感じますね。

>いつも、どんな山でも、立ち去らないわけにはいかないのです。
そうなんです!お天気が良ければ熊さんとでも2,3日寝食を共に???(笑)せめてナキウサギや蝶や鳥と戯れてみたいですね。クルマユリのくるりんがナンとも可愛らしい~(^^♪

こんばんは、koyukiさん。

 > 海の見える山って高度の割りに雄大さを感じますね。

そうそう、海が見える山は高度感もあるんですよね。
やっぱ遠くまでスコーンって見渡せる山は、単純に楽しいです。

高校生の時は、同じテント場に何泊もして花とか蝶とか追いかけ回してたんだけど、最近はなかなか・・・。

熊さんと寝食を共にするってーと、最後は熊だけが食事にありつくってことですな。あぁ怖!