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2009 - 7 / 6

十和田樹海彷徨



今年の北海道の6月は例年になく天候不順で、とくに中旬にいたっては'低温・多雨・寡照'の三悪そろい踏みでした。
どうせ雨に降られるのなら、いっそひと思いに・・・。


梅雨真っ只中の、青森へ行って来ました。
ついこないだ行ったばかりではありますが。



昨年、八甲田に行ったときに見た、美しいブナの二次林。
あの森を歩いてみたいと、ずっと思っていたのです。


下草の少ないきれいな森は、道がなくても容易に分け入っていけます。
緑の大気を泳ぎ、森の奥へ。



    ・八甲田、ブナ二次林。十和田樹海

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「十和田樹海」とはよく言ったもので、これはまさしく樹の海です。


ほの暗い森の底では、ギンリョウソウが妖美な光を放っていました。

妖美な光を放つギンリョウソウ




樹海の中をおよそ 4kmほど、文字どおり彷徨い歩きました。
地形図とコンパスはまるで役に立たず、GPSレシーバがあってこその樹海歩きです。




道路へ出てバスを拾い、ふたたび奥入瀬へ。
昨年残した 10kmを歩くために。


この階段の向こうに、あの美しい渓流が。
奥入瀬へと続く階段




去年と変わらない、水の風景がありました。
奥入瀬の水の風景




そして十和田湖の直前、そこには奥入瀬の番人が聳え立っていました。
子の口水門(ねのくち・すいもん)です。
奥入瀬の番人、子の口水門




このBlogの昨年の記事で奥入瀬について、「人間のささやかなヘルプによって、絶妙のバランスで保たれている」と書きましたが、それはこの水門のことでした。


こうしてぼくは霧に煙る十和田湖の岸辺に立ち、2年越しで奥入瀬スルーハイカーとなったのです。


結果的に、梅雨時に来たのは正解でした。
梅雨空の乏しい光は、普段は影にひそんでいる小さいものをすくい上げてくれるのです。
またいつか、この森を歩きたいと願っていますし、きっとまた来ることになるでしょう。

投稿者 hamayo : 07:31

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コメント(6)

非常に雰囲気がある水門ですね。

それと緑がキレイにでていて石階段なんて凄く雰囲気ありますね、ボクも被写体を求めて旅に出ないと(汗

ぃやぁ、ほんと関心するね! 休みの日にいってるわけ? 仕事は辞めてないよね? 今度是非連れてって欲しいわ!! hamayoちゃんのこと良く知ってるだけに感性がひしひしと伝わってくるよ! 楽しいね。

to バオヤッキーさん

実は水門あっての奥入瀬なんだ、ってことを知った上でも、やはり奥入瀬は別世界でした。

長い間、梅雨のことなんてすっかり忘れてしまってたけど、久しぶりに見た日本の正しい6月の風景からは、陰鬱な思い出よりもむしろ、旬の果物を丸かじりしたときのような、すがすがしさを感じました。

雨の写真をひとつ、おねがいしまーす>バオさん。

to masakiさん

休みの日に行ってますよー。
仕事、ちゃんと続けてますって。
昔と違って、いろいろ努力もしてますよ(笑)。

リアルhamayoを知ってる人に読まれてると思うと、なんだか照れますな。。。

hamayoさんご無沙汰してます。
PCが壊れてから生活のリズムが狂って、koyukiの
頭も!(アハハハ・・・元々狂ってるネ)
緑深い十和田は、なんて幻想的なんでしょう!
哲学者hamayoさんの世界そのものみたいですね。

ブナ林で深呼吸すると元気がもらえそうな気がします。
岩手でもブナ林の育成に力を入れてますもんね。
スルーハイカーなん?koyukiはスローハイカーに
憧れます^^;。

ブナの林も、ヒバの森も、本当にいい匂いがしますね。
深呼吸ってのは、こーゆー場所でするもんだよな、って思います。

スローな事にかけてはぼくもちょっとしたもんですよ。
北アや南アを縦走してたころは、一日の行程は3時間半以内って決めてたくらいですから。
縦走路の途中で朝日が昇るのを見るのが好きなもんで、日の出前にキャンプ地を経って、その日の目的地に着くころには、まだ前夜泊まってた人たちが出発前だった、なんてこともしばしば(笑)。