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2009 - 6 / 2
五月の空、芽室岳、サルオガセ
昨年の春に伏美岳に登ってから、ちょうど一年がたちました。
まだ雪を残す日高の白い山なみと、新緑が駆けあがる深い谷の風景を見に、芽室岳にいってまいりました。
ぽつらぽつらと現れる残雪が、尾根の東側を覆うようになる 1,000m。
結局ここから山頂まで、雪のラインは途切れることなく繋がっていました。

景色の一変する1400m。
雪の回廊に導かれ、急斜面でふり返ると、木から降りられなくなったネコの心境です。

そして稜線直下、谷の源頭を横断して最短距離で山頂部へ抜けるトラバースで、思わぬ誤算。
氷化した急斜面では、キックステップもストックも役立たず。
自分が今、平和に満ちた無風快晴の空と、冷たく薄暗い奈落とのあいだに立っていることを思うと、脳の中心部が熱くしびれてきます。
途中でトラバースをやめ谷から這い出して、ホッとひといきの絵。

稜線の雪は融け、ひさしぶりに土の上を歩いて山頂へたどりつくと、目の前には息をのむ絶景が広がっていました。
・芽室岳からのパノラマ
QuicktimeVR版 はこちらをクリック(1502KB)
Flash版 はこちらをクリック(1707KB)
本日の山頂カフェは、グアテマラは El Injerto I 農園の逸品と、いつもの花園・メランジェのウォルナッツ・レーズン・サワー・ブレッドです。

のどかな陽光をあびて、修羊公の寝床のような石の上でまどろんでいると、いつしか日は陰り風も吹いてきました。
伏美岳のときのイヤな記憶が脳裏をよぎります。
あわてて山を下りはじめ、1400m付近で振り返ると・・・

さいわい今度ばかりは、ライトニングボルトを食らうこともなく下山できました。
日高の主稜線からはずれている芽室岳は、「山の中にいる感」は乏しいものの、地平のかなたまで広がる十勝の大平原と波打つ山脈との対比が同時に楽しめる風景は、北海道の山ならではのものです。
日高の巨人たちを目の当たりにできる伏美岳のそれとは、だいぶ違った印象を受けましたが、いずれ劣らぬ大展望の山ですね。
登山日:5月下旬
芽室岳GPSトラック
芽室岳コース断面図
オマケ。
寝っ転がって、お湯が沸くのを待つ。

ストーブに薪をくべ、火をおこし、汲んできた水を沸かす。
ヒトが持っている、手足を動かしたいという根源的欲求が心地よく刺激される、山小屋の夜。
登山口のすぐそばにある「山小屋芽室岳」は、手入れがゆきとどいてて、とても気持ちのいい山小屋でした。
投稿者 hamayo : 2009年6月 2日 20:45
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どーも、どんもっす。
山頂からのビックパノラマ凄いね。
日高の外れといってもスンバラシイ眺めですな(感動ですわ)。
冬の名残りと春が混在する景色・・・白と緑のコントラストがナイス!山小屋の夜もステキ!
天気にも恵まれ、良い山旅してますな~
そんなところで寝たら風邪ひきますよ(ニコ
っていうか、今の時期電車の中でへんに咳き込むと◯性インフ◯エンザと感違いしますよ、と要らぬ心配をする僕って変更ですか?
と長い前振り(実は書きたかったことはこれだけだったりして)は置いておいて、普段山にいくときカメラは何に入れてしまいました持ち運んでます?
以前D300を買ってしばらくして、(僕にしては)張り切ってカメラバックを買ったのですがかさばりすぎてカメラを持ち運ぶのが億劫になりカメラが活躍してません(汗
お久しぶりです。
お元気でしたか?
さっそくですが、『サルオガセ』ってなんなんですか。
教えてください。
to kacchinさん
おばんでございます。
ちょっと、いやかなり天気に恵まれましたよ。
ま、ぼくにしては、ってことですが(笑)。
去年J君が登りはったときの記事を見て、こりゃすんげー眺めの山だろうな、って予備知識はあったけど、想像以上のビッグパノラマでおましたわ。
山小屋もなかなかいい雰囲気でした。
管理してらっしゃる方には感謝感謝です。
to バオヤッキーさん
この大石は、まぁ見事なほどにいい塩梅で窪んでまして、おそらくこれまでに数千人の登山者がこの上でこのように寝転んだことと思います。
実は日の光に暖められた石の上は、岩盤浴ばりにポカポカと心地いいんですよ。
山に行くときは、カメラは胸の前のバッグに入れてます。
元々はバイクレース用に買ったヒップバッグですが、ウェストベルトを取り払って使ってます。
上2ヶ所を、ザックのショルダーベルトから自作のフックでつり下げて、左右1ヶ所ずつにザックのウェストベルトと連結できるバックルを取り付けてます。
山でザックと一緒に使うと、背中のザックの重量と、胸前のバックの重量とが拮抗して、あたかも荷が軽くなったような感覚になるんです。
Loweproのトップロードズームチェストハーネスを使って、ザック無しで使うことも出来るんですが、腰が痛くなります。。。
ハラの上に重しがついた疑似メタボを体験するようなものですから(笑)。
旅行や町歩きの時は、メッセンジャーバッグの中にエツミのクッションボックスを入れて、他の荷物と一緒にカメラとレンズを持ち歩いてます。
ぼくも最近はズームレンズの重さがイヤになってきて、昔のMFレンズを持ち出そうかと思ってみたり・・・。
to こけし先生さん
お久しぶりです。
詳しくはこちらを
サルオガセ:Wikipediaより
山歩きをしてると、標高の高い場所にある針葉樹にぶら下がってるのをよく見かけるのですが、芽室岳ではもうそこらじゅうにフワフワブラリと垂れ下がってて、ちょっと驚きました。
修羊公のような仙人が食べていたのは、もしかするとサルオガセみたいなものだったのかなー、なんて思ってます。
hamayoさ~ん起きて~!
伏美の悪夢の続きを見ないで下さいまし。
しょっぱなからビックリ写真^^!
良いお天気に恵まれたのですね。これは私達と
かち合わなかったのが!レレレ・・・???あの時探りを
入れたのですか~?(笑)
伏美の轍を踏まなくて良かったですね!
大パノラマ映像素晴らしかったです。
日高の懐は果てしなく深く魅力的ですね。
最近の週末は雨ばかりで2回も登山が中止になりました^^;
今週も怪しいです。
嗚呼、麗しのメムロン・・・。
メムロンで会ったジョニーさんによると登山口まで雪がありゃ、沢を直登倶楽部で上がるらしいな。
この時期、クランポンなしは自殺行為やぞ、オサーン(汗)
to koyukiさん
\(´o')/ファァァ、よぐ寝た。
同じ失敗はしませんよ~。
この日は山小屋泊で6時半から登り始めたので、雨が降ってくる前に帰ってこられました。
> レレレ・・・???あの時探りを
> 入れたのですか~?(笑)
オホホホ。
そうでございますよ。
生の情報ありがとうございまーす。
今週末の十勝幌尻、空模様はちと怪しげですね。
オホーツクの高気圧は冷え冷えで気温も低いでしょうから、あまり無理しないでくださいね。
to J君
噂にたがわぬ山頂パノラマでしたわ。
沢の雪渓を詰めるなら、あと一ヶ月早よないといかんでしょうな。
入山ノートを見るかぎり、伏美岳と人気を二分する芽室岳も、ゴールデンウィークにまとまった入山があった後は、週に1~2人ペースの静かな山ですな。
クランポンか。
ま、氷斜面のトラバースはルート選択ミスやからねー。
足もとはツボやのに、脳内はテレやったから(笑)。
カジタの激重い12本爪アイゼンならあるけど、あんなん履いたらもうワシ歩けへんわ。
こんばんは。「4㎜隆起」にコメントありがとうございました。
…大雪山を北アルプスにたとえるなら、いうまでもなく日高は南アルプスです。…と、書いておられる記事より、南アルプスつながりで、『芽室岳』を今から掲載します。
度々すみません。リンクをさせていただきます。
こんばんは。
またまた記事にしてくださってありがとうございます。
「芽室岳」の文字の陣もすごいですね~。
ぼくもヒマな時間に簡単な文字で挑戦してるのですが、自分のアタマが相当硬くなってることを実感するばかりです。トホホ。。。