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2007 - 12 /13
バックカントリーとは。そして野良テレマーク
バックカントリーとは、どういう意味なのだろう。
どんな場所のことをいうんだろうか。
たとえば、整備されたスキー場のロープを越えて、踏み固められていない自然のままに降り積もった雪の斜面をスキーやボードで滑ることを、バックカントリースキー、バックカントリースノーボードなどといったりする。
たとえば、スキーにシールを付けたりスノーシューを履いたりして自分の足で雪山に登り、真っさらな斜面にシュプールを刻んで滑り降りてくることを、同様にバックカントリー・・・、と言ったりもする。
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これは昔、どこかで読んだ話し。
そもそもバックカントリー(Backcountry)というのは、人が入ることのできない自然、場所、地域を意味するものであるということ。
人跡未踏という意味において手つかずの自然が残されており、人間の能力では分け入ることが困難な場所のことを指す言葉、それがバックカントリー。
とすれば、ちょっとした技術と経験と装備を持って(時にはガイドを伴って)、週末にふらっとやって来て歩いたり登ったり走ったり滑ったりするような場所は、バックカントリーと呼ぶにふさわしいのだろうか?。
そういう場所は「フォアカントリー」と呼ばれており、ある程度の経験と技術があれば単独で入ることもできるし、もしそういったスキルを備えていなくても、ガイドを伴うことで入っていくことができる場所のことを指している。
そして、永きに渡る純度の高い経験と研ぎ澄まされた技術を持つスペシャリスト、いわゆる探検家とか冒険家といわれるような人たちだけが入っていくことのできる自然を、「ミッドカントリー」と呼ぶ。
と。
だれかが書いた本だったか、パタゴニアのカタログだったか、今となっては思い出せないけど。
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この話しを読んでぼくは、みんなあまりにも平易にバックカントリーという言葉を使いすぎてるんじゃないだろうか、と思ったものです。
ぼくには恥ずかしくてちょっと使えないな。
それはまるで、ポール・ギルバートの前で、自分がいかに速くギターが弾けるかを説明しているようなもの。
でもだからといって、言葉の意味に疑問を持たずにバックカントリーという言葉を使っている人たちに対して、それは違うんじゃないだろうか言ったところで、もはやどうすることもできないくらいにこの言葉は浸透しきっているようです。
WebページやWebサイトのことが、ホームページという誤った言葉に置き換えられてしまったのと同じくらいに。
ライプニッツの無限小のごときマイノリティ、そして原理主義者でもある。
そんなぼくの呟きが聞き入れられようはずがありません。
だからぼくは、これまでも、そしてこれからも、手ぶらで行ける裏山から、いつもよりちょっと多めの勇気が必要な山まで、そこでの活動に対して「野良」という言葉を使うでしょう。
野山でやるテレマーク、だから野良テレマーク。
「ノラ」という力の抜けた感じ、ゆるさ加減が好きです。
野良仕事のノラ、野良猫のノラ。
この長閑な音の響きこそ、ぼくのささやかな「バックカントリー」へのアイロニーです。
投稿者 hamayo : 2007年12月13日 22:40
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>WebページやWebサイトのことが、ホームページという誤った言葉に~
これは日本人だけですか~?
>みんなあまりにも平易にバックカントリーという言葉を使いすぎてるんじゃないだろうか~
こだわりのない人が多いのでしょうか?
日本人だけにしか通じない英語もあるようですし。
アイロニー、それがhamayoさんの魅力です! 少なくとも私にとっては。
そうそう、あないにグダグダな滑りしとる奴がバックカントトリーやなんて・・・(笑)
to 水仙さん
ホームページの誤用については、Wikipediaによれば、「日本や韓国、ドイツなど一部の国で見られる現象」のようですね。
IBMがWebページを作成するソフトの名称にホームページを冠したことも、影響があったかもしれませんね。
バックカントリーについては、英語を母国語としてないのでよくは分かりませんが、これは日本だけのことじゃないので、たぶんこの言葉が包含する領域・地域・エリアの規制緩和みたいな感じなんじゃないかと思ってます。
人跡未踏の地域なんてもうほとんど地球上には残ってないんだから、この言葉の指す場所がない、つまり言葉として用がない。
だったらもう少し緩めてみるか、みたいな。
to J君
ほんまモンのバックカントリーに行けば、そうそう華麗な滑りも出来んやろうて。
安全第一やし。
ちゅうわけで、ワシは常にバックカントリーを意識した滑りを実践してるというワケですな。フムフム。