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2007 - 10 /17

太陽と競争。夕暮れの両古美山へ

 
今年の2月にJ君と行ったときは、勇気ある撤退(聞こえはイイが・・・)で山頂まで一歩およばなかった両古美山に、無積雪期の登山の締めとして行って来ました。


午前中は雨降りだったので、今日は庭仕事でもするかとのんびりしていたら、昼前から急に晴れ間がのぞき始めたので、急きょ当丸峠へ向けて車を走らせたのです。


コース
map1.gif


コース断面図
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さてさて、こんなに遅い時間から山登りをすることは、普通ありません。
しかも季節は晩秋。
さらに膝には爆弾をかかえてるし。


登山口ですでに午後なんですが・・・
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当丸峠の長いながいスノーシェルターは、夏の期間だけ一ヶ所の壁が開放され、「神恵内2000年の森公園」の駐車場へと道が分岐しています。
この駐車場に車を駐めて歩き始めます。


ちゃんと看板が整備されてて、迷うことはない。
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冬に来たときは、初っぱなの急登に驚いたものですが、夏道はその小山の裾を等高線に沿って回り込むため、いたって楽ちんなスタートです。
冬でもこの夏道を歩くべきだったのでしょうが、高いところにしか目がいかないんだからしょうがない。


カサコソカサコソ。落ち葉を踏みしめて。
DSC_0807.jpg
 
 
 
標高750mあたりで稜線に出ますが、すでにそこは森林限界を超えているのです。
DSC_0813.jpg


確かにこの標高にしては素晴らしく見晴らしの良いトレイル。
ところがこれが、快適な尾根歩きとはいかないんです。


それはハイマツの仕業。
DSC_0810.jpg
 
 
 
枝や葉はきれいに刈り払いされているのだけれど、太い幹や根がそのまま残されているので、どーにもこーにも歩きにくい。
跨いで跨いで幹に乗って根に乗って、また跨いで幹に乗って・・・。


下半身だけの薮漕ぎをしばらく続け、歩いてきた方を振りかえる。
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秋色に輝く斜面に言葉を失います
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そして唐突に山頂。
DSC_0854.jpg


あれだけ眺めの良い尾根歩きだったのに、山頂だけがなぜか木立に囲まれてて見晴らしが悪いんです。
なわけで、さらに先にある「展望台」という場所へ歩を進めます。


といっても、約10分で展望台に到着。
駐めてあるロゴが見える、、、気がする。
DSC_0836.jpg
 
 
 
南西は神恵内の町と光る日本海、北西は積丹岳や余別岳の雄姿と、とりわけ西側の景色が白眉でしたが、残念ながらすでに夕方近くで強逆光のため、目を細めながらしか見られませんでした。


いちばんぼくが惹かれた風景は、「無沢1」と名付けられたピークへと続くトレイルです。
DSC_0824_thm.jpg


こんなにきれいな紅葉の中を歩くと気持ちいいだろうな~。
まー無沢1はまたの機会にということで。


さて時間はもう 15時です。
この日の日没は、だいたい 16時55分。
しかも月齢は 1 。
写真撮りながらの下山ですから、日没までに下山できるタイムリミットです。


寒風吹きすさぶなか下山開始。
向かいは当丸山です。
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と、早くもぼくの足を止めるモノを発見!!。
DSC_0851.jpg


うーむ、植物や動物ならまずまず同定できるけど、鉱物はサッパリ判りませんな。
見とれるほどに美しい光沢のこの石、この場所にはかなりゴロゴロころがっていたけど、つぶさに観察してないとまず見落とすことでしょう。


どんどん影が長くなっていく、夕映えの稜線を歩く気持ちよさ。
トワイライトの時間が長い、夏のあいだならもっと楽しめるのかなとも思うのですが、夕暮れ時と冷たい空気、落ち葉と枯れ枝という役者が揃うのは、やはり秋という季節をおいて他にはないでしょう。


黄色い光と黄色い風景。
山の一部になりたいと、いつも思う。
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だけどぼくには時間がない。


登山口が見えてきた。
落ちる釣瓶と追いかけっこだ。
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下山完了、16時40分。
ぎりぎり日没に間に合った。
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スノーシェルターの上から、歩いた山並みを見る。
DSC_0906.jpg
 
 
 
標高は低い山だけど、鳥が大きく翼を広げたような、なかなか立派な山体。
森林限界より上部の尾根歩きも出来るし、フツーに歩けば登りは1時間程度と、手軽に登れるのも魅力です。


今回の両古美山で、日暮れ時の山歩きの楽しさを発見してしまいました。
登山のセオリーとしてはマズいんですが、陽の高い時だけ歩いていては見ることのできない風景が、そこにはありました。


次はお向かいの当丸山にも登って、この両古美山のいでたちを眺めてみたいものです。

投稿者 hamayo : 2007年10月17日 21:19

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コメント(4)

風景はすっかり秋模様ですね。

東京に居ると銀杏の葉が落ちてくると秋って感じですが、
近所の銀杏並木はまだまだ葉が落ちる気配は有りませんね。

こちらは夏から冬への移り変わりが急なので、イチョウの葉が色づいて落ちてくるころは、もう初冬を感じます。

ナナカマドの実は早い年は8月から赤くなるけど、ナナカマドの葉が色づくころが秋たけなわって感じですかね~。

やんややんや、見覚えのある稜線やその上の大岩が、あん時に一気にタイムスリップさせますな。
同じ景色でも朝焼けとはちあうわび・さびが漂ってますな、ふむふむ。
そんな落日にあわせてギリまで楽しめるのがショートトレイルの良さやね。
しゃーけど、夏でようやく一時間程のとこを冬に一時間半で行けるかー!っちゅうこっちゃね。
てゆうか、うちら小山をのっこすまでに時間掛かりすぎ?(笑)

ワスも月末に今シーズン最後の夏山に行ってこよよ。

あの小山な。わしも愕然としたね。
なんと無駄な登り下りをしたんやろう、と。
雪が積もるとついつい最短距離バカ、一直線バカになるんやねー。

しゃーけど稜線まで出たら、絶対に冬の方が楽やわ。
ハイマツの薮は意外と手強かったで。
膝に違和感でたんもヤツのせいや、絶対。

早朝と夕方のいちばんの違いは、これからだんだん明るくなって暖かくなるのと、これからどんどん暗くなって寒くなるんとのちがいやね。
このスリルがたまらんわい。

ゆうても一度でも歩いたことのある山だけにしといた方がよろしいでしょうな。