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2007 - 8 /26

サンタさんの真実。GDPとかミームとか

 
 このエントリは以下のリンク先の記事を参照しています。
 『GIGAZINE:子供たちにサンタクロースの真実をまざまざと伝える看板
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070826_santa_truth/
 
 
 
TB先では「夢も希望もない看板」と書かれています。
ぱっと見たしかにそのように見えますし、そう感じるのがフツーだろうと思います。
しかしコレ、本当にそれだけのものでしょうか?、と天の邪鬼なぼくは考えてしまうのです。


ぼくの推測が正しいとすれば、ぼくにとってこの看板を生み出した人物は、人類に夢と希望を抱かせてくれる救世主に映ります。
 
 
 
ぼくの想像世界へようこそ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 
 
彼(この看板を生み出した人物)はたぶん、サンタクロースを消費主義の象徴として捉えているんじゃないだろうか。


とても残念なことだけど、経済的に自立している人たち(いわゆる‘大人’)の多くは、もはや消費主義から抜け出すことが出来なくなっている。
それどころか、深く考えることなくモノを買うことに躊躇いもしない。
曰く、「自分のお金でなにを買ったっていいじゃん」


酒やタバコとなんにも変わらない。
中毒。依存症。
なにかを買うことを止められない。


でも子供はちがう。
子供たちはまだ、意志はあってもそれを実行できる経済力がない。
子供たちはまだ、直接は消費主義社会の発展には寄与していない。
子供たちはまだ、思想などと呼べるものを作りあげてもいない。


子供たちが要求(おねだり)し、大人がそれに応えることによって、お金は「あちら側」へ渡り、企業は潤い、わが国の経済(いや、わが国とは限らないか)は「緩やかな拡大」を維持し、GDPもちょっとばかし増えるというわけだ。


その子供たちの要求が最も高まりを見せるのは、おそらくイエスキリストの誕生日。
盛り上がっているのは子供たちばかりでなく、大人たちも大はしゃぎだ。
「盛り上がらされている」ことや、「はしゃがされている」ことには気付いていない。


キリストの誕生日を亡き者には出来ないけれど、クリスマスというイベントを無力化することは出来るんじゃないか?。


Santa gives more to rich kids than poor kids

Stop lying to your children about Santa claus


「サンタさんなんていやしないんだぜ」って言うよりも、ずっとクールな語りかけだ。
そして、クリスマスイベントを無力化する第一歩としても、なかなかクールなやり口だ。


もちろん、ただちに世界中の子供たちが「サンタクロースの真実」に気が付いたりはしないし、気付いたとしても「おねだり」をやめたりはしないだろう。
それに万一この作戦が成功し、こどもたちが、赤い服を着て白髭を生やし三角帽子をかぶった老人に見向きもしなくなったとしても、古くからこのマインド・ウィルスに感染している大人たちは、行動を改めることはないだろう。


でもこれはまだ第一歩なんだ。
消費主義を安定的に発展させようと企む「だれか」によって、次々と送り込まれるマインド・ウィルスをやっつけるための、あらたなウィルス(まるで Remojinのような)なんだ。


踏み出したばかりの小さな一歩だけど、ミームとなって人の心から心へ伝染し、もしかするといつの日か

「えっ?
 クリスマスに私にプレゼント買ってくれるって?
 それってサイコーに ださいわよ。アナタ」


なんていう時代がくるかもしれない。
ネットによって世界中が繋がっている今日、こーゆーのってうまく潮流をとらえれば、ほんの数年で目に見える変化が現れる場合もあるだろう。

       :
       :
       :
       :

なーんていうのが、ぼくの推測。
てゆーか、ほとんど妄想に近いかな(笑)。


でもね、「サンタさんの真実」に気付かなきゃいけないのは、子供たちだけじゃなくて、むしろ大人たちのほうなんじゃないかなぁ。
それは本当にそう思います。

投稿者 hamayo : 2007年8月26日 23:07

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コメント(5)

hamayoさんの想像力にはいつもながら感心致します。
私自身は子供のころからサンタクロースなんて御伽話の世界の人だと思っています。
霊感とかもまったくないし、目で見れないものは信じません。
しかしクリスマスの時期にサンタクロースの映画などを見ると心温まったりもします。
これも自己満足なのでしょうか。
私って単細胞ですから、hamayoさんの仰りたいことと、いつも大分ずれていますね。

サンタクロースはオランダ語のシンタクラース(Sinta Klaas)
を語源とするアメリカの造語です。本来は、聖ニコラス(Saint Nicholas)
のことを指しているらしいですね。

サンタクロースのイメージ自体某国のイラストレータによって
書かれたものだとうのが諸説っぽようで、初めてこの話を聞い
たときには愕然としました。

ttp://www.cocacola.co.jp/info/hello/santa.html

to 水仙さん

サンタクロースとクリスマスを利用して、無用の消費を煽る「企業」とか「メディア」に対し、ぼくたちはもっと敏感になったほうが良いんじゃないか、ということですね。

もちろんクリスマスに限ったことじゃなくて、延々続く日常こそが大切なんだけど、効果は上げやすいでしょうね。
クリスマスのほうが。

世の中にはそーゆーことをキチンと考えている人たちもいて、行動を起こしてたりするんです。

 『Buy Nothing Day Japan - Why Do We Buy?』
 http://www.bndjapan.org/japanese2/index.html


to バオヤッキーさん

そうなんですよね~。
クリスマスについては、コカコーラ社の功績を抜きにしては語れません。

この話をし出すと長くなるので書きませんが、「メディア」からの影響がどれほどぼくたちの行動に強く結びついているかということも、よく考えないとダメなんですよね。

TV番組で「寒天」が体によいと放送した翌日には、あちこちのスーパーで寒天がバカ売れするなんてのは、まさにその典型ですね。

だけどこれは、はまってしまってる本人はなかなか気が付かないんだなー。

hamayoさんが仰りたいことはわかっているつもりです(説明下手なだけで)。
あまり人と同じものを買いたくない(したくない)私は(ただ貧しいだけかも)、
無買デーも普段のさりげない日常のなかでさりげなく出来るようなことのように思います。
でも悪いことではないから人それぞれ好きなようにやればよい事ですが。

「本当に必要で、ほかのものでは代替不可能」なモノ以外は買わない、ということを日常生活でさりげなく、意識することなく実践できるなら、無買デーはいらないですね。
そんなカッコイイ大人になりたいです。

イベントとしての無買デーは、クリスマス商戦の最初の週末を、一年で最もモノが売れない日にしてしまおうと言う趣旨もあるかとは思うけど、どちらかというと、これがひとつの「きっかけ」となって、みんなが消費というものについてもっとよく考えてくれたらなぁ、という狙いがあるのだと思います。

速効性肥料ではなく、緩効性肥料のように、じっくりじわじわ広がっていくミームですね。