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2007 - 5 /26

ブロッコリーと芽キャベツ

 
今年は種からの育苗に挑戦している作物があります。
ブロッコリーとメキャベツです。
2年連続でナス科を育ててきて、そろそろ連作障害が出てきそうな場所に植えるために、どちらもアブラナ科の作物ということで用意しました。


だけどアブラナ科の作物って、どうやって育てていけばいいのかよく分かりません。
ネットでいろいろ情報を集めてみて、

 ジフィーセブン→ジフィーポット→露地
 
という順番で育苗していくことにしました。
ジフィーセブン、ジフィーポットともに、楽天で購入です。


種のほうは、ブロッコリーなら地元の種苗店であつかっているのですが、芽キャベツはどこを探してもありません。
なもんで、こちらも楽天で購入です。


芽キャベツの品種は、その名の通り早生品種の「早生子持」。
ブロッコリーも中早生種の「ハイツ」。


ひとつのジフィーセブンにつき種を4~5つ植え付け、暗いところに置いて水やりを続けること5日、ぞくぞくと発芽が始まりました。
発芽率は 100%です。

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だけどなんだか、すでに徒長気味のような・・・。
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はじめての種からの育苗なので、うまく育ってくれる可能性は低いと思いますが、こういうのは失敗が多い方がいろいろと楽しいものです。
学生時代を思い出すなぁ。

投稿者 hamayo : 15:58 | コメント (2) | トラックバック

2007 - 5 /22

我路公園でキャンプ。熊に怯えて

 
桶狭間における信長のような奇襲作戦を決め、秀吉の中国大返しのような神速の撤退をも成功させたぼくは、小樽には帰らずそのままどこかでキャンプすることにしました。


もともと剣山へいく予定だったので、幕営道具はすべて積んであります。
テントが張れそうな川原はそこかしこにあるものの、これから先の天気を考えると川原は危険がいっぱい。
道路地図を見ながら、砂川・美唄方面へ。


こっち方面には、「かもい岳国際スキー場」の山頂部に、それはそれはすばらしいロケーションの無料キャンプ場があるのですが、以前のままなら 土・日はおやすみ。
10年以上前、今日と同じように 金・土とキャンプに行き、土曜日に帰ろうと思ったらゲートに鍵をかけられ軟禁状態。
やむなくスキー場の斜面を乗用車でダウンヒルし、ほうほうの体で下まで降りてロープを外そうと手を掛けたら、電牧で感電して一発ノックアウトというドラマがあったのです。


てなわけで、かもい岳はナシ。
すこし南に、こちらも「美唄スキー場」のすぐそば、「我路公園」という人気(ひとけ)のなさそうな場所を発見。
経験上、ローカルの小さなスキー場の近くには、たいがい穴場のキャンプ場やキャンプ適地があるものです。
 
 
 
さてそこはキャンプ適地だったのか・・・
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公園は美唄川沿いにあります。
川の流れる音が、心地よい眠りに誘ってくれそう。
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「三菱美唄記念館」に顔を出して、管理人さんに利用させてもらうことを伝えると、ひとりでキャンプするのかい?と不思議そうな顔をされました。


奥のほうで熊が出たから気をつけな、なんて言われてビビリながら歩いていくと、いきなり熊糞ハケーン!。
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車に踏まれてのされているのを差し引いても、めっちゃデカい。
こりゃマジで出るな。。。


今のうちに公園の仲間を手なずけて、と。
速攻で逃げていきそうなのが1匹(ナゾの小動物)おるようやが・・・。
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テントを設営。
桜の木のそばの、いい風情の場所に。
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とりあえず、パートナーの Lowaさんに「おつかれさま」
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スーパーに買出しに行って戻ってくると、管理人さんはもう帰るけど、公園の照明が点かないのであとで別のものが修理に来るとのこと。
キャンプ場に照明なんか不要、むしろ無いほうが好ましいんだけど、せっかく修理屋さんを手配してくれたんだから、ありがとうといって見送ると、残されたのはぼく一人だけの静かな我路公園。


浦臼山を降りたあとで怪しいおっさん -じっくり考えてみると、おっさんは農家の人じゃないけど、おっさんが農家の人にもらったアスパラを、ぼくに分けてくれたと考えるのが自然かな、と- にもらったアスパラは、エビと一緒に炒めることに。


材料は今回も超シンプルに。
エビ、アスパラ、青の洞窟ペペロンチーニ。
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フライパンに牛脂を落とし、
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アスパラを炒め(根元のほうを先に)、
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エビを投入。
時間短縮のため今回はボイルしたエビを使用
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青の洞窟様がエェ仕事してくれます
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約5分で出来上がり。
写真なんか撮ってる場合じゃない。
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オリーブ油のかわりに牛脂を使ったことで、いっそうパワフルなお味に仕上がりました。
レトルトのパスタソースは、簡単野良クッキングにはもってこいの材料です。
とりわけ茹でるタイプのじゃなく和えるタイプのものは、小袋なうえ軽いので山に持っていくのにも便利至極です。


食べ終わったら、ビールで酔っているうちに寝てしまおう。
目が冴えると熊を意識しないわけにはいかなくなるから。
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夜中に目が覚めると、激しい雨粒がフライシートを打っていました。
酔いはすっかり覚めていたけど、こんな大雨の夜に熊も出てこないだろうと、根拠のない自説に自分で納得し、再び眠りにつきました。


朝になってもしとしと雨は降っています。
コーヒーの湯を沸かす。
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雨降りなんだから、急いですることなんて何ひとつない。
桜の木の下のテントから、糸のように降る春の雨をながめながら、ゆっくりと時間が過ぎていくのを楽しみました。
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投稿者 hamayo : 22:09 | コメント (4) | トラックバック

2007 - 5 /20

雨雲の間隙をついて浦臼山

 
金、土と、せっかくの平日がらみの連休なのに、天気予報は降り止まぬ雨の予報。
本当なら狩場山に行く予定だったけど、J君が黒松内岳に行ったときの情報で積雪多シと聞き、3日前に日高の剣山へと行き先を変更したのでした。
でもこの雨じゃムリ。
北海道太平洋側は、朝の時点ですでに相当量の降雨が記録されていました。


天気図と、気象レーダー画像と、降水分布予報をくり返しながめては、雨が降らなそうな地域を予想していく作業を小一時間。
石狩・空知・留萌の国境から南にかけての一画に、どういうわけか雨雲がかからない領域を発見。
ちょうどそこは、いわゆる樺戸山地と呼ばれるところ。


ただし天気は、せいぜい持ってあと5時間ってところ。
外れてやむなし、当たれば・・・スゴイよな。


てなわけで、逆・桶狭間的奇襲攻撃の成功を信じて、8:30小樽を出発しました。


敵は桶狭間にあり
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約2時間の移動時間を考えると、雨に降られず下山するなら、浦臼山がちょうどいい感じ。
まかり間違って好天の兆しが見えれば、隈根尻山までピストンするということに決定。
 
 
浦臼山登山道

浦臼山登山道断面図
 
 
 
 
2時間で着く予定が、買い物とかしてたら結局 11:30。
砂防ダムの前が登山口。
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浦臼山への道は、登山道というよりは荒れた作業道といったおもむき。
ゲートには鎖がかかっていたけど、それがなけりゃ車で上がれるんじゃないの?。
なーんて思ってたら、


バッサリ崩れてますわ。
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そうそう、前回のペラリ山で天寿を全うした登山靴にかわって、新しく Lowaの登山靴を伴侶として迎え入れました。
今回はその登山靴でのはじめての山旅です。


よろしく頼みますよ、Lowaさん。
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作業道?、は傾斜もそれほどきつくなく、はじめての靴の感触を確かめながら歩くにはもってこいです。


明るい峠でひと休み。
まだ雨は降りそうにないな。
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足下にはノウゴウイチゴの群落。
夏に来ればいっぱい食べられることでしょう。
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向かいの山に目を転じれば、春紅葉がなんとも淡く美しく。
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道が広くなって広場のような所に出ると、ようやく展望がひらけてきます。
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ここから道は、細く急になってきます。


見上げるような急傾斜になったと思った途端、残雪があらわれ始めました。
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おニューの山靴でいきなりキックステップとは・・・。
ごめんよぉ Lowaさん。
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稜線に出ると空知の水田地帯がビューリホー。
だけど足下スッパリでかなり恐い。
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このあたりからの道は、カタクリだらけのカタクリロードです。
まだ咲き始めのようですが、あと10日ほどで全株満開の華やかな登山道になることでしょう。


スミレの仲間は同定がむつかしい。
オオタチツボスミレかしらん。
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エゾワサビ。
ワサビと名が付くけど、同じアブラナ科ながらこちらはタネツケバナ属。
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残雪はどんどん多くなり、隈根尻山も指呼の間に。
浦臼山山頂まであとひと息で、とうとう雨がパラつき始めた。
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そして山頂。
なんとか天気は持ってくれた。
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今日は奇襲攻撃的早駆けなので、昼メシはマッハで作れるクノールのスープパスタ。
クッカーは持たないでテルモスのお湯で。
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作ってる最中から本格的な降雨になってきました。
信長は雨降りとともに攻撃を始めましたが、ぼくはすぐさま撤退を開始。
靴底グリセードでもって高速ダウンヒルの下山。
雪が消えてからはトレイルランナーのように山道を走りぬけ、わずか 30分で下界へ降りてきました。


里から見えた、雨に煙る浦臼山。
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写真を撮ってたら、おっさんに話しかけられ、アスパラをいただきました。
でもなーんか、農家の人っぽくない・・・。工事現場の人のような・・・。
まさか盗んだんじゃねーべな。
ま、あまり深く考えないで、もらえるものはもらっておこう。


このアスパラは、キャンプで晩御飯になりました。
キャンプ編に続く。

投稿者 hamayo : 16:56 | コメント (5) | トラックバック

2007 - 5 /16

フレッツの障害で右往左往

 
NTT東日本エリアの皆様、昨夜はえらい目に遭いましたね~。
ぼくはまさかこんなに大きな障害になっているなんて、復旧するまで分かりませんでした。
他人のネットワークのトラブルばかり扱っていると、自分の身に起こった障害なんて簡単に直せそう、あるいは切り分けできそうに思うのですが、実際はそう簡単にはいかないものです。


さて切り分けますか
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 
5月15日 18:45
ヤフオクで何か掘り出し物はないかとあれこれページを辿っていたその時、新しく開いた Firefoxのタブに「ページ読み込みエラー」のメッセージが表示されました。
Firefoxのトラブルかと思い、再度タブを開いたり、IEでページを開こうと試みましたが、いずれもタイムアウトでエラーになりました。

V110ルータのランプに異常はなく、PPPランプはオレンジ色。
マルチセッションが確立していることを示しています。
すぐに外部のあちこちに ping を打ちますが、応答がありません。
 
 
 
18:46
ルータの PPPランプが消灯。
PPPセッションが断たれたことが確実になりました。
ルータにログインして障害ログを見ると、以下のようなfaultイベントが記録されていました。

00(Fault) 07(ROUTER) 02(PPPOEDOWN) SEQ=00 Tue May 15 18:45:48 2007
 
 
 
18:49
いよいよ本腰を入れて切り分け作業に入ります。

ONU(GE-PON-ONU)のランプ確認。
AUTH、PON、ともに正常点灯しており、受光が正常なこと、認証(ONUのMACアドレスの登録)が正常なことを確認。
レイヤ1 はOKと判断。
 
 
 
18:51
ルータ故障の可能性を排除するために PCをONU直結で接続し、フレッツ接続ツールでの接続を試行。
20秒ほどで 718エラー。
BAS(Broadband Access Server)の応答待ちでタイムアウト発生を意味します。

フレッツ接続ツール不良の可能性を考慮し、念のため別のPPPoEクライアントである WindowsXP標準の広帯域接続で試行。
同様にタイムアウトのエラーが返ってきました。
 
 
 
18:55
ISP側不具合の可能性を切り分けるため、フレッツスクエアや他のISPのアカウントでの接続を試行。
同様に 718エラーになることを確認。

ONU故障以外には、こちら側に不良箇所はないと断定。
気休めだが、晩飯を食べる間ONUの電源を抜いてしばらく放置。
 
 
 
19:40
ONUに再通電して試験するが変化無し。
113へ故障申告の電話をかけるも、呼びっぱなしが続く。
113は通常この時間になると留守録受付になるはずなのに、そうではないことから、NTT側にトラブルが発生していることを強く確信する。
 
 
 
19:55
113はいっこうに出る気配が無く、暇つぶしにパケットを採集。


緑色の部分は PPPoEのディスカバリステージで、滞りなくやり取りが進行してします。
黄色の部分から PPPoEのセッションステージに入りますが、LCPによるやり取りは問題なく進みます。

そして青色の部分。
では CHAPで認証に入りますか、というところで、こちら側はユーザIDとパスワードを送信するのですが、BASからの返事がこないのです。
10回呼びかけるも返事がないため、セッションの終了処置(ピンク色の部分)がおこなわれ、タイムアウトエラーとなります。


IDやパスワードの誤入力の場合、code:Failure と返してきたあとすぐにセッション終了処理になりますので、そうではないことは明らかです。
ただし、ちょっと記憶があいまいですが、ISPへの料金滞納などでアカウントが一時停止されている場合、たしか今回と同じようなパケットが採集されたように思います。


実は、ISPの料金を支払っているカードの有効期限が先月で切れており、さらに引き落とし日が 毎月15日とドンピシャだったので、もしかしてそれのせいなのか?、とかなり疑っていました。
 
 
 
21:11
ルータの PPPランプが灯りました。
さっそくNTT東日本のサイトを見ようとしましたが、混雑がひどくつながりません。
フレッツスクエアの方から障害情報のページに飛ぶと、こちらはガラガラなのかすぐに表示されました。
書かれてあることは、みなさんご存じの通りです。

http://www.ntt-east.co.jp/release/0705/070515.html

 
 
 
今日 事務所に行くと、関係のない部署の人たちが、この障害のせいで「念のため」という名目で居残りさせられていたことを聞きました。
ほんとならぼくが居残ってるべきだったんだけど、まーその前に帰宅しちゃったんだからしゃーないわな(笑)。

投稿者 hamayo : 23:16 | コメント (2) | トラックバック

2007 - 5 / 9

ヤフオク、サービスを終了(北米)

 
ぼくもよく利用させてもらってるけど、日本ではネットオークション界で揺るぎない地位を獲得しているヤフオク(Yahoo! Auctions)も、北米ではシェアはほとんど無いに等しい程度のものだったんですね。


 Yahoo! US Auction sites are retiring.
 http://auctions.yahoo.com/show/us/eol_retire?type=message
 Yahoo bangs gavel down on auction sites
 http://news.com.com/2100-1038_3-6182190.html


あちらじゃ 95%のシェアを誇るらしい eBayは、逆に日本じゃとっくに撤退しています。


インターネットによって世界はずいぶんと狭くなってしまったけど、どんな業界であっても世界制覇というものはなかなか難しいものですね。

投稿者 hamayo : 19:02 | コメント (3) | トラックバック

2007 - 5 / 7

ペラリ山の春植物

 
日高で花の山といえば、とうぜんアポイ岳がナンバーワンだろうけど、ペラリ山にだって花は咲きます。
雪が消えた後のこの季節、林床を彩るスプリングエフェメラルのうち、昨年紹介しなかったものを中心にアップします。


エゾオオサクラソウの鮮やかなピンク色は、その大ぶりな花もあいまって、遠くからでもよく目立ちます。
エゾオオサクラソウ
 
 
ぼくがはじめて見たサクラソウ属の花は、北アルプス白馬岳のハクサンコザクラでした。
写真では何度も見ていましたが、実物の花の小ささに驚いたものです。
もっと大きな花だと思っていたのです。
対してエゾオオサクラソウは、けっこう背丈は大きいです。
小花好きのぼくにとっては、ちょっと大きすぎます。
 
 
 
カタクリは、群生しているのもそれはそれで圧巻だけど、ひっそりと咲くのもまた可憐です。
カタクリ
 
 
 
ミズバショウよりザゼンソウのほうが、カッコイイと思う。
ザゼンソウ


ググってみるとこのザゼンソウ、名前の由来はもちろんのこと、なかなかに豊富なエピソードを持っている植物です。
自ら発熱するために周りの雪が解ける話とか、ニオイがきつくてスカンクキャベツと呼ばれてる話とか。
サトイモ科に見られる「仏炎苞」などは、このザゼンソウにこそふさわしいアイテムだよなぁ、なんて思います(字面的に)。
 
 
 
上の写真では脇役だったけど、紹介しない訳にはいかないエゾエンゴサク。
エゾエンゴサク


色味が異なる花が入り乱れて咲いているのは、特段めずらしいことではありません。
でも白花はなかったです。
 
 
 
フクジュソウは、山よりも庭先で見かけることのほうが多いかな。
フクジュソウ
 
 
 
キンバイに似てるけど、たぶんキジムシロ。
キジムシロ


キジムシロ


だけどキジムシロは、スプリングエフェメラルと考えていいのかちょっと不明。
本州だと冬でも葉は枯れないらしいし、地面を這う茎の感じもなんか違和感があるなぁ。
でもそうなるとショウジョウバカマの立場が・・・。
 
 
 
枯葉色の林床に舞うクジャクチョウの姿もまた、「掃き溜めに鶴」的な美しさです。
クジャクチョウ


植物ではないけれど、ギフチョウのこともスプリングエフェメラルと呼ぶようですが、この時期のクジャクチョウは成虫で越冬した個体と思われるので、スプリングエフェメラルではないんでしょうね。


靴底が剥がれるというハプニングはあったけど、早春の山歩きは心の隅々までを平和で満たしてくれました。
次はどこに出かけようかと想像をふくらませたものの、登山靴を買い替えないとダメなのね、、、とほほ。。。


生涯忘れることはないですな、ペラリ山。
ペラリ山遠望

投稿者 hamayo : 07:38 | コメント (2) | トラックバック

2007 - 5 / 5

ペラリ山で、○○がペラリ!!

 
事件は山頂で起きました。
いや正確には、事件に気が付いたのが山頂だった、ということになります。


無積雪期の山歩きの1発目、小樽近郊の山はまだまだ残雪が多いので、雪解けの早い日高方面にどこか適当な山を探しました。
ぼくの目に止まった山は、アポイ岳や横山中岳といったポピュラーな低山ではなく、「ペラリ山」という何とも奇天烈な名前を戴いていました。


いまになって思えば、ぼくがこの山に登ることは、宇宙の星々の運行によってあらかじめ決められていたのだろう、という気がします。
つまり、運命だったと。


ペラって下さいな
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 
 
ペラリ山は、新ひだか町(旧静内町)を流れる静内川の支流ペラリ川の源流にある、標高718mの山です。
登山道は付けられていますが、国土地理院の地形図にその道は記されていません。
全国に45箇所ある「天測点」のうちのひとつが、この山の頂上に置かれていることで有名(らしい)です。


ペラリ山への道
ペラリ山の地図

登山路の断面
ペラリ山登山道の断面図
 
 
 
ささやかな小川の流れる、登山口への入り口
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ここから登山口までは、荒れ放題の林道を行きます。
ロゴでも走れるかなぁと思ってちょっと見てみたけど、ムリ。
ジムニーとかなら走れるでしょう。


コロラド川のように浸食されている。
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ジムニーでもムリ。
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林ごと崩れてやがる。
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林道歩きの約40分、登山口に到着。
登山道は左奥に延びています。
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なだらかだったのは、入り口の10mだけだった。
このすぐあとから、延々とつづく直登になるのです。
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あれ、萩原流行さんですやん?。
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斜面の直登は、504m峰でひとやすみ。
萩原流行ゆうか、テキ屋やん。
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コルへ一旦下ったら、ふたたび山頂へは直登です。
眺めはいいけどね。
DSC_9433.jpg


山頂への最後の登り。
急登の連続に息絶えだえ。
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んでもってペラリ山頂上到着。
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やれやれ、ふぅ。。。
いい汗かいたなぁ。。。と、


な、ナガレさん!。
昔から帽子 似合わへんくせにカッコつけてる場合やないですよ!。
自分の足元見てくださいよ。
 
 
 
く、く、靴底がぁ~。
剥がれかけとーるやん。
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ポリウレタン製のミッドソールが、加水分解による経年劣化で突然剥がれるという話しは聞いていたけれど、まさかそんな災厄が自分の身に降りかかってこようとは、夢にも思っていませんでした。


ペラリ山で、靴底がペラリ・・・


静内くんだりまで来て、体張ってダジャレを言ってる場合じゃないんだけど、偶然にしては良くできた話しだなー、と感心。
しかしこの靴でどうやって下山すればいいんだ。


「こんなこともあろうかと、これを用意しておいたよ。古代。」
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おー真田さん!。
 
 
 
「まだテストもしていないんだが、これでたぶん大丈夫だ。」
「健闘を祈るよ。古代。」
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ひとり芝居が終わると、山頂には静けさが戻ってきました。
そりゃぼく一人しかいないし。


さて昼メシです。
低山ハイクのランチであっても、行動食はやっぱ味気ない。
今日のランチは、オニオングラタンスープ(風)です。


天測点の上で湯を沸かす。
だって辺り一面枯れ草だらけなんだもん。
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オニオンスープの素を2つ。
無印のやつは具入りなのでステキ。
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味に深みを。
ハインツの「ちょっとだけデミグラスソース」。
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パンをサラッと炙ります。
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全部入れて熱湯を注いだら、とろけるチーズを2枚投入し、完成。
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これは久々のヒット作ですな。
ハウス プリンエルを作るより簡単だと思う。


お腹いっぱいになって、そよ風に吹かれながらうとうとしていると、団体さんがやってきたので下山することにしました。
どうやらツアー登山のようで、「山頂で30分の休憩をとりますので、お弁当を食べてくださーい」ってなことを言ってました。
メシ食ってすぐに動くとお腹が痛くなるぞ!。


靴底のせいで、下りもちっとも楽しくない。
登りが急なら下りも急だしね。
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登るときにこんなのあったかなぁ、というゲーム的なトラップ。
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ここを下ると、ペラリ山も見えなくなる。
さいならペラリ山。
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どうにかこうにか下りてこられたけど、登山靴は無惨な姿に変わり果てていました。
この靴を買ったのは 1995年でした。
無積雪期の山歩きだけでなく、北欧を 2ヶ月間バックパッキングしたときも、ずっとこの靴のお世話になりました。


もう12年にもなるんだから、いつこうなってもおかしくなかったんだろうけど、羊蹄山の時も春香山の時もそんなそぶりはまるで見せていなかったので、まだまだ大丈夫だと思っていました。
だけどとっくに限界は過ぎていたのかもしれません。


「そろそろ私は休ませてもらいますよ」と、靴が話す声が聞こえてきそうです。
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老体にむち打ち、最後の一踏ん張りでぼくを安全に山から下ろしてくれたこの登山靴に、まだぼくの声を聞く力が残されているのなら、「長い間ご苦労様でした」と、こころから労いの言葉をかけてあげたいと思いました。

投稿者 hamayo : 22:25 | コメント (8) | トラックバック