« 繋がらないひかり電話 | メイン | 最北の鉄路、宗谷本線 (2) »
2006 - 10 / 1
最北の鉄路、宗谷本線 (1)
9月後半の連休、道南方面、おもに八雲周辺へ行く計画を立てていたんだけど、前夜の天気図をみて急遽道北行きに変更。
1週間かけて練り上げた計画はぜんぶパァになったものの、これも一つの運命。
とりえず北へ。
道央道は着々と延線され、いまや小樽から士別剣淵ICまでハイウェイで走れます。
時代は変わりました。
士別というと一般的にはもう道北エリアですが、まだまだ旭川の経済圏ですし、このさき名寄や美深といった都市があるので、気分としては「道北に来たなぁ」という感じは薄いです。
感覚的にも、地勢的にも、音威子府をすぎた辺りから、いよいよ道北の雰囲気が濃くなってきます。
鮮烈な青を映しつつ、大森林の間を縫って流れる天塩川。
北海道3大河川のなかで最も野性的な川です。

219KB
天塩川に架かる橋を渡ると、宗谷本線 筬島駅、あたりは見渡すかぎり、森と山。

228KB
駅のノートには、多くの旅人たちの思いが綴られていました。

138KB
「これから森に入ります」
汽車であれ、車であれ、徒歩であれ、ここよりさらに北へ向かう旅人の、強い気持ちがこめられた言葉です。
列車が陽炎に揺らぐくらい、日差しにはまだ夏の勢いが残るものの、落ちる影は黒く長く。
ぐずぐすしてると秋の陽は短い。

228KB
そしてぼくも、筬島駅をあとにして、北へ向かいます。
投稿者 hamayo : 2006年10月 1日 13:21
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 最北の鉄路、宗谷本線 (1)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://cosmeticpunk.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/182

そんな写真を見せられると
北の国に行きたくなりますがな。
「オトイネップ」
この響きがなんともいえません。
DJさんが道北を旅されたころは、音威子府駅から天北線が分岐していたのではないでしょうか。
今では天北線は廃止され、かつて交通の要衝だった音威子府も、人口が 1,000人を切るや切らぬやという道内一小さな村になってしまいました。
それでも特急停車駅ですし、特急同士の交換も行われていて、交通の要衝としての地位は保っています。
久しぶりにhamayoさんのお写真が拝見できて嬉しいです。
駅名の看板の写真を見ながら、「音威子府」は「おといねっぷ」と読むのね、なんて無知を実感してます。
北海道のことは知らないことだらけの私ですが、
hamayoさんの心にやさしい文章に魅せられて、また北海道へ行きたくなりました。
北海道の地名は、ほとんどがアイヌ語地名の当て字なので、違和感のあるものも多いですが、ときどきはっとするほど詩的な地名もあったりして、そういうのを探しながら旅をするのも、また一つの楽しみです。