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2006 - 3 / 1
God

北海道の長い冬を暮らしていると、空の存在を忘れてしまうことがあります。
種田山頭火の句に、「分け入っても分け入っても青い山」というのがあるけれど、あたりは見渡すかぎり白い山にかこまれ、稜線から上はすべて灰色の雲雲雲。
空はどこへいったのだろう?。
けれどある瞬間、水銀より比重のあるその黒雲を切り裂いて太陽光が降り注ぎ、わずかながらの面積を持つ青空がそこに出現します。
その時ぼくたちは、冬が終わり、春が始まることを認識します。
オランダのメロディアス貴公子 Robby Valentine の、Valentine名義となって初めてのアルバム Valentine。
そのオープニングは、まさしく「冬が終わり、春が始まる」瞬間を切り取ったような、眩しくて目を開けていられない情景をメロディにした一曲です。
そもそも Robby Valentine を形容する言葉としては、「甘い」、「大袈裟」、「クサい」、「キラキラ」の4要素が代表的なものだけど、それらすべてをパーフェクトに高めたのが、このアルバムだと思います。
音楽性としては、Queenフォロワーというよりも、Queenオタクと言った方がいいでしょう。
Queenが好きで好きでたまらないというのが、すべての曲から感じ取れます。
それは「影響を受けた」なんて生やさしいものではなく、かといって「パクリ」でもない。
Queenのすべてを吸収し、90年代前半の闇の中でじっくりと熟成させ、90年代後半に一気に昇華させたかのようです。
彼の曲を聴いて、恥ずかしくなって鳥肌が立つのは、正常な感覚の持ち主だと思います。
感動して鳥肌が立つのは、メロディアス馬鹿です。
圧倒的なメロディの洪水に、腰から砕け落ち、涙を止められなくなったのが、ぼくです。
そんな、甘くて大袈裟でクサくてキラキラしてるのが、Robby Valentine様。
ぼくが墓場にまで持っていきたいアルバムの内のひとつなのですが、このような名盤、いや神盤が、新品での入手困難というのは、いったいどういうことなのでしょう。
世界は彼を過小評価しています。
投稿者 hamayo : 2006年3月 1日 22:33
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こんばんは blogいつも楽しく拝見しております。
私は訪問販売などが来た場合、居留守を使うか、インターホンで応対してもろくに話も聞かずにお断りすのですが、
hamayoさんの耳憑き音楽のご感想の言葉巧みな形容に、本当にそんなにすごい曲なの?って、ついつい買ってしまいます。
hamayoさんは形容の天才ですね。コピーライターになっても御成功なさるんじゃないですか。
でも
>圧倒的なメロディの洪水に、腰から砕け落ち、涙を止められなくなったのが、ぼくです。
って、本当ですか~?。(真剣に考える私がバカなのかしら・・・)
わたしもhamayoさんの口上に乗せられてCDを探しに行ってみましたがおいてありませんでした。ないとなったら余計欲しくなってしまうので困りました。
いなか住まいで中古CDのお店もないのでインターネットでさがしてみようと思いますが、どこかおすすめのネットショップご存じでしたら教えてくれませんかhamayoさん。
to 水仙さん
腰は抜けませんが、泣いたのは本当です。
もう10年以上前になるんですねー、しみじみ。。。
to FFさん
楽天で見つかればそこの加盟店で買うのが安心ですが、彼のCDの場合それは難しいと思います。
Amazonなら中古でもけっこう豊富にタマがありますよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000006ZMT/
ほかの作品も、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000074Q0/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000074Q1/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000006ZY1/
実店舗があるショップの方が安心感はあるでしょうね。
古本はAmazonでけっこう買いますが、中古CDはAmazon利用したことは無いので、特にオススメとかはないです。
# Valentine 4-United がまだ新品で売って
# いることにびっくり
遅くなっちゃいましたがアマゾンで注文したCDが今日届きましたことをご報告いたします。
感想を書いたほうがいいですよね。でもわたし才能がないので音楽を聞いた感想文を書くのは難しいです。
ピアノって弾く人によってこんなに過激になるんだ~って思いました。宝塚歌劇とロックを組み合わせたようなオペラ調の音楽に一瞬でとりこになってしまいました。
音楽っていいですね!。hamayoさんに感謝します。
気に入られたようでなによりです。
どっぷり砂糖つぼにはまってください。