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2005 - 12 /13
Life In A Northern Town.

天体観測に明け暮れてたこどものころ、いつも携帯ラジオでFMを聴きながら夜をすごしていました。
American Top 40 がお気に入りで、Casey Kasem の声はいまでもはっきりと覚えています。
ある年の冬、そのころのぼくの観測場所はもっぱら近くのゴルフ場で、6番ホール グリーンそばのバンカーにテントを張って、いつものように望遠鏡をのぞいていました。
冷たい北風が呻りをあげ、バンカーの砂を巻き上げ、林の木々を揺らし、ラジオの音も遠くかすかにしか聞こえません。
そして風がやみました。
でもラジオからは、まだ風の音が聞こえていました。
もっとずっと北にある国の風の音が。
それがこの曲との初めての出会いです。
20年経ったいまでも、冬の季節風が吹くなか夜空の星を見上げると、どこからかこの曲が聞こえてきます。
今になって振り返ると、自分の中に芽生え始めていた、漠然とした北への憧憬を意識し始めるきっかけとなる事件だったように思います。
Dream Academy がこの後どうなったのかは分かりませんが、このアルバムの完成度はかなり高いです。
2005年のいま聴いても、古くささは微塵も感じられません。
ひじょうに大人っぽい楽曲が多く、子供が聴いても良さは分からないだろうと思うのですが、たぶん当時のぼくも何も分からず聴いていたのでしょう。
山の上で食べるおにぎりをおいしく感じるのと同じように、きわめて限定的で特殊な環境で聴いたことで、楽曲の本質が直接ぼくの中に伝わってきたのかもしれません。
投稿者 hamayo : 2005年12月13日 22:40
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北風に飛ばされそうになりながら帰宅した時、アプローチの白いタイルを明るく照らす月明かりに思わず空を見上げて月と星を見ました。
昨日はふっと、音楽のお話しが暫くないなって思っていたところです。
hamayoさんは子供の頃から不思議な魅力を湛えた少年だったのですね。
いつもhamayoさんの『耳に憑いて離れない音楽』を聴いてみたくなります。
何日かしたらまた私のCDが1枚増えます。