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2005 - 9 /21
きっちり仕事して下さいよ
久しぶりに PCトラブル系のお仕事。
「ネットにつながらない」
「エラー678が出る」
という、どこから手を付けたらいいのか途方に暮れるような申告です。
ただ依頼者のPCは、最近HDDが逝ってしまって某大手家電店の修理専門窓口に修理を頼み、HDDが新品になってリカバリ完了状態で戻ってきていること。
そして、家電店にはインターネット接続設定を含めた修理依頼をしているにもかかわらず、「いくらやってもネットに繋げないんですよ」といって返却されていることから、ぼくの仕事は切り分けのみです。
エラー678というのは、エラーコードが出ているには出ているけれど、早い話し「なんか分かんないけど繋がらんわい」という役立たずなエラーコードなので、どうにもなりません。
フレッツADSLの場合、モデムとDSLAM間のリンクは確立しているものの、PPPoEセッションのディスカバリステージにおいて、ホスト(お客さん側)から Access Concentrator に送信される PADIパケットに対して、AC からの PADOパケットが帰ってこない場合、エラー678 になります。
つまり、LANケーブルが抜けていても、モデムが壊れてても、局舎内DSLAMが逝ってても、このエラーは出ます。
去年 大きな話題になった、WindowsXP における、外部PPPoEクライアントによるファイル上書き(あるいは不整合)問題でも発生します。
まず持参したPCで接続試験。
フレッツスクエアの閲覧が正常にできることを確認します。
NTT側設備異常なしです。
次にお客様のPCで同じことをやってみますが、申告内容通りのエラーです。
この時点でぼくは、LANカードの不具合を疑っています。
そこで、とりあえずモデムへアクセスできるか試験します。
MNII型モデムなので、デフォルトでは 192.168.1.1 です。
しかしながらアクセスできません。
ipconfigコマンドで確認すると、ハテ どうしたことでしょう。
192.168.32.1 の配下になっているではないですか。
このあからさまに 人の手が加えられていそうなアドレスは一体なんでしょうか?。
いくらリセットしてもこのアドレスは変わらず、しかもモデムを外しても どこかからIPアドレスを貰ってきているやがる。。。
ぼく:「ルータ使っていませんか?」
客:「いーえ、そんなもの無いです」
たしかにLANケーブルは、PCに直で繋がっています。
でも絶対にどこかにルータがあるに違いありません。
恐るおそるPCの裏を見てみると、なんと LANの口 が3つも!。
そのうちの一つには 「WAN」の刻印が。
もうひとつには「LAN」の刻印があります。
これはもう お客様がなんと言おうと、ルータ(あるいはルータっぽいもの)がPCに内蔵されているとしか思えません。
PCのマニュアルを見せていただくと、あ~これだコレ、「ホームサーバー機能内蔵」。
おもいっきりルータですな。
まったく設定されていませんでした。
ということで、某大手家電店の技術者の無能ぶりがはっきりしたわけです。
それを専門で請け負っているにもかかわらず、何日も預かっていながら「できません」といって返却してしまうとは、とうていプロの仕事とは思えません。
まぁここまで来ると、あとほんのちょっとで設定完了に至るわけですが、指令内容以上のことはやらない主義なので、あとは某大手家電店に文句の一つも言ってやって下さい、と言い残して帰ってきました。
それにしても・・・・
最近のメーカー製PCは、不自由度の高さがまたさらに高くなっているように思いました。
「コンピュータ名を変更しないで下さい」
ホームサーバーをきちんと機能させるには、コンピュータ名が固定されていないと都合が悪いんですね。
「SSIDは固定」
まぁ変える必要もないけど、変えられないよとなると不自由感が増大。。。
それにお決まりですが、「かんたんセットアップ」はちっとも簡単じゃないし。
あの手のウィザード形式のセットアップというのは、本当に初心者にとっては簡単なのでしょうか。
早送りボタンが壊れているビデオデッキのような不自由さを感じてしまいます。
投稿者 hamayo : 2005年9月21日 23:07
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「ホームサーバー機能内蔵」なんていうパソコンがあるのですね。
初めて知りました。
それにしてもよく気がつきましたね。
僕なら、最後には切れてしまって
NICを交換してまえ、となっていることでしょう。
で、そのときやっと気がついたかな。
ホームサーバーを構築しようとする人が
既製品の「ホームサーバー機能内蔵」
なぞを使っているようじゃいかんじゃろ、
と思うのは僕だけでしょうか。
パソコンメーカーというのは、ただ製品を並べるだけではもうだめで、あんなことやこんなことが出来るんです!、といった生活の中のあるシーンを豊かにするかのような錯覚を、購入予定者に見せつけないといけないのでしょうね。
昔よりさらに家電の売り方に近付いているように思いました。
そしてPC自体の機能も家電にすり寄ってきていて(すり寄ってきているように見えるだけかも)、家庭の中心にパソコンを、というコンセプトを、各社いろいろな方法でカタチにしようとしているようです。
> ホームサーバーを構築しようとする人が
> 既製品の「ホームサーバー機能内蔵」
> なぞを使っているようじゃいかんじゃろ、
> と思うのは僕だけでしょうか。
ハハハ。ホントそうですね。
楽をしようとしても、そうやすやすとは楽できないものです。
それに、本気で「家庭の中心にパソコンを」というコンセプトで、ホームサーバ-なるものを核にして家電との融合みたいなことをするのなら、サーバーとクライアントPCが同じ、というのはちょっとムリがあるような気がします。
サーバーはサーバーで、必要最低限の機能とコンパクトなOSを載せた省電力のマシンでいいわけで、TVチューナーやらワイド画面やらハードウェアエンコーダやらスーパーマルチドライブなんか、ぜんぜん必要ないのになぁ、って思います。
でもそんな低機能PCなんて絶対に売れないでしょうけど。。。